劇場公開日 1987年3月21日

「人間関係における迷惑論」愛は静けさの中に Noriさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0人間関係における迷惑論

2014年6月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

'たとえ傷付いても、もう 身を縮めない'

聾唖者と健常者の恋物語ではあるが、人が人と関わるということについての物語でもある。
有機的に繋がっている社会において、傷付け、傷付くことなく生きていくことはできない。人は皆違う物語を背負っていて、個々が対峙するとき、摩擦が生じてしまうもの。迷惑をかけあいながら、より良い方向を探っていくしかない。

題材勝ちな部分はあるが、多数派のマイノリティーに対するモノの見方、自身の見方と照らし合わせ考えました。

Nori