「数十年におよぶ人々の営みを描いた群像劇。 戦争で命を落とす者、生き...」愛と哀しみのボレロ kojiさんの映画レビュー(感想・評価)
数十年におよぶ人々の営みを描いた群像劇。 戦争で命を落とす者、生き...
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数十年におよぶ人々の営みを描いた群像劇。
戦争で命を落とす者、生き残り母国に無事帰還する者。
生きるために必死に生きたが売国奴と罵られ自殺した女。その娘も生きるために苦労するが、もがき苦しんだ末にテレビアナウンサーになり成功者としての人生を歩むことに。
「人生には二つか三つの物語しかない。しかし、それは何度も繰り返されるのだ。その度ごとに初めてのような残酷さで」という言葉が映画の最初にスクリーンに表示される。
亡くなった父が晩年寝たきりになり、その境遇を嘆き悲しんでいた。
高齢の母もケガで入院することになり、先日見舞った際に父と同様に嘆いていた。
人生は残酷で、生きるということは苦しいことと思った。
はたして己の天寿をまっとうするまで、生き続けるためにもがき続けることができるか。
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