愛するための第9章

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愛するための第9章

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解説

恋人が妊娠してうろたえる男が、出産までに様々な騒動を経験して父性愛に目覚めていく9か月をコミカルに描くロマンチック・コメディ。監督・脚本・出演は「わんぱく離婚同盟」のパトリック・ブラウデ。製作はアンヌ・フランソワ。ブラウデと共に、妻が妊娠したときの実体験を元に原案をまとめたのは、ブラウデの従兄弟でもある「ラ・ブーム2」などの俳優ダニエル・ルッソ(出演も)。撮影は「おかしなおかしな訪問者」のジャン=イヴ・ルムネ。音楽はジャック・ダヴィドヴィッチで、ユダヤ系の主人公たちを反映してユダヤ音楽を取り入れた。共演は「赤ちゃんに乾杯!」「悪霊」のフィリピーヌ・ルロワ=ボーリューと「人生は長く静かな河」「さよならモンペール」のカトリーヌ・ジャコブ、「つめたく冷えた月」で監督・出演したパトリック・ブシテーほか。本作はフランスでのヒット後、ヒュー・グラント、ジュリアン・ムーア共演の「9か月」としてアメリカで再映画化された。

1993年製作/109分/フランス
原題:Neuf mois
配給:にっかつ

ストーリー

精神分析医のサミュエル(パトリック・ブラウデ)は父親を憎悪している子どもの患者(ピエール=アレクシス・オレンペック)に悩まされ、絶対に子供なんかいらないと思っている。そこへ恋人のマチルド(フィリピーヌ・ルロワ=ボーリュー)が妊娠。友人の画家マルク(パトリック・ブシテー)の別荘に遊びにいくと、マルクの姉ドミニク(カトリーヌ・ジャコブ)とその夫ジョルジュ(ダニエル・ルッソ)が子供連れで押しかけており、その親馬鹿ぶりにサミュエルはますますうんざり。しかしマチルドは子供を生む気だし、双方の両親も大喜び。気の弱い彼は何も言えない。初めて病院の産婦人科に行くと、医者(パスカル・レジティミス)はなぜか男の方にばかり話しかけようとする。病院では二人はドミニクとマルク夫妻が鉢合わせ、ドミニクは4人目の子供を妊娠中なのだ。マチルドは経験豊富な彼女と親しくなっていく。2か月、3か月、サミュエルは、マチルドの悪阻にさんざん悩まされる。4か月、彼女は突然元気になるが、彼の悩みは増えるばかり。6か月、サミュエルはエコー検査に一緒に行く約束をすっぽかし、マチルドは出ていってしまい、ドミニク達の家に行ったまま会ってもくれない。7か月、ジョルジュがこっそりマチルドに会わせてくれる段取りをしていた矢先、サミュエルは突然盲腸炎で倒れる。ところが手術してみると、恋人の妊娠からくる心理的なものだった。マチルドが彼の荷物を取りにいくと、ジョルジュが出産のために二人の部屋を改装中、彼女はサミュエルの気持ちを知る。かくして二人はよりを戻し、サミュエルは出産教室に熱心に通い始める。9か月、レストランでマチルドが突然産気づく。病院に担ぎ込むとなんとドミニクも出産中、そして担当は例の変人の医師。だが大騒ぎの末、ドミニクとジョルジュには4人目の娘、そしてマチルドとサミュエルには可愛い男の子が生まれた。

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