恋鎖

劇場公開日:

解説

肉体は17歳、実年齢は29歳のプレイボーイが、ある姉妹と同時に関係を持ってしまう恋愛ドラマ。監督は、本作が劇場版デビューとなる西條雅俊。

2006年製作/88分/日本
配給:「恋鎖」製作委員会
劇場公開日:2006年9月9日

ストーリー

プレイボーイのフリーター柏木(生野零士)は、半年前から不思議な現象に見舞われていた。実年齢は29歳だが、身体が17歳まで若返っているのだ。この不思議な現象の原因には、思い当たる節がある。半年前に、初恋を忘れたのだった。気楽に恋愛を繰り返す柏木は、今はストーカーの由美を都合のいい女として扱っている。柏木にのめりこむ妹を見かねて、由美の姉・祥子が訪ねてくる。清楚な祥子に魅力を感じ、無理やり関係をもつ柏木。いつもと同じように軽薄な恋愛を、柏木は楽しもうとする。しかし、祥子のセックスは次第に暴力的になっていく。高校の同級生で新米弁護士の佐久間に助けを求めるも、祥子の暴走は止まらず、二人でいるところを目撃した由美はショックで気絶する。祥子は柏木に、偏愛の性癖により正直な恋愛が出来ないことを告白し、同じく柏木も自分に正直な恋愛を我慢していた。二人は同調するが、それを由美は許さなかった。家に戻った祥子を由美はナイフで切りつけ、柏木は怒りを爆発させる。いさめた佐久間は、由美に恋心を抱き始めていた。佐久間は柏木からの電話にも出なくなり、それによって柏木は佐久間が恋をしてることを悟る。この状況は、かつてミドリという女を巡って佐久間と仲が悪くなった経緯と似ていた。高校時代、ミドリは柏木に恋をした。それを佐久間に相談していたが、いつの間にか佐久間がミドリを好きになり、二人は付き合い始めた。そのことで、佐久間は柏木に負目を感じているのだった。ある日、柏木は唐突に故郷へ向かった。驚いた祥子は柏木を追いかけるが、そこで驚愕の事実を知る。

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