ビッグ・リバー
劇場公開日:2006年5月27日
解説
アメリカ西部の広大な自然を舞台に、国も文化も境遇も違う3人が友情を取り結ぶ様を描いたロード・ムーヴィー。主演はオダギリ ジョー(「ゆれる」)で、全編英語の台詞に挑戦している。共演は150本以上の映画やテレビ作品に出演したキャリアを持つカヴィ・ラズ(「ペット・セメタリー」)、そしてモデル出身で本作が長編劇映画初出演となるクロエ・スナイダー。監督は長編処女作「echoes(エコーズ)」が海外の映画祭で高い評価を得た船橋淳。
2005年製作/105分/日本・アメリカ合作
原題または英題:Big River
配給:東京テアトル/オフィス北野
劇場公開日:2006年5月27日
ストーリー
アメリカ、アリゾナ州の砂漠。目的の無い旅を続けていた日本人バックパッカー哲平(オダギリ ジョー)は、車が動かなくなって立ち往生していたパキスタン人のアリ(カヴィ・ラズ)と出会う。アリは消息の途絶えた妻ナディアを捜すためにアメリカにやってきたのだった。哲平は車の修理を手伝ったお礼にアリの車に乗せてもらう。しかし、しばらく走ると二人を乗せた車は完全に壊れて動かなくなってしまった。偶然遭遇した若いアメリカ人女性サラ(クロエ・スナイダー)に遭遇した二人は、その夜サラの家に泊めてもらう事になった。アル中の祖父と共に移動式トレーラーで暮らしていたサラは何か心が満たされない毎日を過ごしていた。サラはアリに、奥さんのところまで車で連れて行ってあげるといい、サラに魅力を感じ始めていた哲平もそれに同行した。こうして三人の旅が始まった。やがてアリはナディアを見つけ出すことに成功するが、ナディアはアメリカ人の男と暮らしていた。ショックを受けたアリは1人川辺に出かけていく。一方、モーテルの部屋で哲平とサラは二人きりの夜を過ごそうとしていた……。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 舩橋淳
- 脚本
- 舩橋淳
- エリック・バン・デン・ブルール
- プロデューサー
- 森昌行
- 吉田多喜男
- 市川尚三
- コープロデューサー
- モハメド・ナクビィ
- アリッサ・ブラック
- 撮影
- エリック・バン・デン・ブルール
- 美術
- ジェフ・バーキュム
- 音楽
- ヤニック・ドゥズインスキー
- 録音
- セルヒオ・サンミゲル
- 音響効果
- ジャスティン・カワシマ
- 編集
- Steve Hamilton
- キャスティング
- アリッサ・ブラック
- ラインプロデューサー
- ジル・シュナイダー