「小五郎はカッコイイのだが」名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー) 森林熊さんの映画レビュー(感想・評価)
小五郎はカッコイイのだが
陰謀と書いてストラテジー。空が舞台だったから今回は海が舞台という安易な感じで、この当時のコナン映画迷走してるなぁ感が凄い。ちなみにストラテジーは戦略であって、陰謀ではない。
良かった点
・劇場版では見せ場皆無の小五郎に見せ場があること。
・犯人はあの人、と思わせて違う犯人がいること。
悪かった点
・最初からアリバイトリックが分かっているところ。
・二重サスペンスを謳っているが、犯人と思わせた男が殺人未遂止まり。さすがに血のりの場面は無理矢理過ぎる。そこはもう一人の犯人に殺させるべきだった。二人犯人がいるとかならそれはそれで斬新だったのだが。
・証拠の捏造。一作目と違い、他にも決定的な証拠はあったが、これをやり始めると正直犯人を眠らせて自白させれば一発で終わってしまう。
・沈んで行く船に戻ろうとする蘭が余りに軽率過ぎる。そのせいで無理矢理蘭をピンチにさせた感が大きい。
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