映画 日本国憲法

劇場公開日:

解説

憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちが語った貴重なインタビュー集。監督は、9.11のテロ後にノーム・チョムスキーにインタビューした「チョムスキー9.11」のジャン・ユンカーマン。インタビューに応えるのは、歴史家のジョン・ダワー、作家・政治学者のC・ダグラス・ラミス、社会学者の日高六郎、日本国憲法草案作成に携わったベアテ・シロタ・ゴードン、政治学者のチャルマーズ・ジョンソン、シリアの民主活動家ミシェール・キーロ、そして言語学者のノーム・チョムスキーほか多数。日本の憲法の在りようについて、多角的視点からとらえた知的ドキュメンタリーである。音楽は、ソウル・フラワー・ユニオンが手がける。

2005年製作/78分/日本
配給:シグロ
劇場公開日:2005年7月2日

ストーリー

第二次世界大戦後60年目を迎えた2005年、日本では、自衛隊のイラク派兵をきっかけに憲法についての踏み込んだ議論がはじまった。「映画 日本国憲法」の出発点は、国内のあまりに性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つめ直すことだった。憲法とはいったい誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条を、今私たちはどう考えるのか。本作品は、日本国憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちが語った貴重なインタビュー集である。監督は、9.11の同時多発テロ後に言語学者ノーム・チョムスキーにインタビューした「チョムスキー9.11」のジャン・ユンカーマン。なお、本作のインタビューに応えてくれたのは、歴史家のジョン・ダワー、作家・政治学者のC・ダグラス・ラミス、社会学者の日高六郎、日本国憲法草案作成に携わったベアテ・シロタ・ゴードン、政治学者のチャルマーズ・ジョンソン、シリアの民主活動家ミシェール・キーロ、レバノンのアル=サフィール新聞編集長のジョゼーフ・サマーハ、作家・映画監督のバン・チュンイ、韓国の女性運動のリーダー的存在のシン・ヘス、新進歴史家のハン・ホング、韓国歴史学の大家のカン・マンギル、そしてベトナム戦争以来長年にわたって米国の外交政策を鋭く批判する活動を続ける言語学者のノーム・チョムスキー。日本の憲法の在りようについて、世界有数の知識人たちによる多角的視点からとらえている。

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