「宮田かあ。俺もこの部類かも。」運命じゃない人 れいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
宮田かあ。俺もこの部類かも。
オススメ頂き見ました。
わからないところが2点あった。
消化不良だ。
❶最初にメグミ似の彼女と知り合った神田、料理いっしょに食べようといったくだりがあった。
しかし、あとで宮田と会ってるときに、その彼女を料理だべようというくだりがあり、え!?これ最初は神田と女だけだよね?次には3人でしょう。
だから、神田が女と知り合ってから、宮田に紹介しようと、神田を呼んだみたいに最初は考えたんだけど、
でも神田は、あとから、追われていて、レストランに宮田より、あとから、くるわけだから、先に知り合ったわけでないよな。
わかりにくい。
❷最後にマンションに女がピンポンするんだけど、これはどこなの?
そして、隣に同時に訪ねてきた人は誰なの?
この2つの消化不良がなければ、内容は奇抜で面白い。
神田が探偵という胡散臭い仕事をしながらも、実はとても親友想いのキャラクターがいい。いい奴でかっこいい。結婚詐欺師の女と対照的で。
宮田は騙されやすいんだなあ。
マンションまで買うか。
かなり巧妙なんだろうか。
だいたいあんな派手な女、宮田に合わないだろう。
でも、地球人になれと、つっこまれていたが、自分にも、騙されたりはしないけど、人を信じたいなと思う気持ちって強くて宮田にある部分近いかもな。
金しか信じられない人もたくさんいるんだろうなあと、現実的なようで、みんなそれだけではないところはもちろんあって、なかなかねえ。
一日だけしか描いていない、ユニークな
映画です。
確かに内田けんじ監督には通づる世界観がある。
この映画、セリフがかなり、いろんなとこで冴えていた。他の方のレビューに書いてあり、同じ思いで、共感。
特に「自分のものになると思ったら誰でもいいんですか」、これは痛烈かなあ。
正直、そういうときもあるかも。まあ人間ですから。
アフタースクール、鍵泥棒のメソッド、そして運命じゃない人。
ヤクザや、探偵なんかも得意分野なんでしょうか。
なんか何かとモヤモヤするけど、面白いとは思います。
補足です。
メグミとはタレントのMEGUMIで、この映画だと霧島れいかさんの事ですね。
構図で居ないように見えますが、宮田も居ての出来事です。
最後のマンションは宮田の所で、彼女とデートするから部屋貸してくれ、明日の朝行くから。との会社の人も訪ねて来て、レビューでおっしゃってる通り一日の出来事だったという事です。