フライ,ダディ,フライのレビュー・感想・評価
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設定的にどうかと思いますが、 この映画、こっぱずかしいほどのまっす...
設定的にどうかと思いますが、
この映画、こっぱずかしいほどのまっすぐさ
好きな映画です。
【愛する娘を持つ男には響く作品。岡田准一さんの身体能力及び父を演じる堤真一さんの熱演が沁みます。漢だったら、売られた喧嘩にはキッチリと応える体力や、喧嘩のスキルは身に付けたいモノである】
■家族と平凡ながら幸せな日々を過ごしていたサラリーマンの鈴木(堤真一)。
ある時、娘の遥がボクサーの男子高校生・石原(須藤元気)に傷つけられた。
鈴木は復讐を誓うが、勇気も腕力もオジサンだから敵いっこない。
そこで、偶然知り合った高校生・スンシン(岡田准一)と仲間たちに戦い方を教わることになる。
◆感想
・今作の魅力は、娘を傷つけられた鈴木を演じる堤真一さんの身体を張った熱演に尽きると思う。帰宅時に何時も乗るバスに敢えて乗らずに、競争するシーン。
最初は無関心を装っていた乗客たちが、徐々に鈴木を応援するシーン。
・若き、岡田准一さんの身体能力も見所であるが、彼自身も家族(一切映されない)を持ちながら、毎日一人で食事を摂るシーンから、スンシンが鈴木を厳しく支援して行くシーンが説得力がある。
<ラスト、鈴木が、石原(須藤元気)に対し決闘をするシーン。
そして彼が石原に言った言葉。
男親であれば、娘を守るための矜持をコミカル要素を絡めて示した作品である。>
■どーでも、良い事。
・私は幼少時から剣道、サッカー、バスケ、テニス、(死ぬかと思った事数知れず・・)の極所登山、そして最近はスポーツサイクルを続けている。
因みに喧嘩は昔から強い。(数年前、京都で酔った際に4人組に絡まれたが撃退。但し、前歯を一部欠損。で、血だらけで歩いていたら職質・・。で、反省し身体を鍛え直した。)
何が言いたいかと言うと、自分からは絶対に喧嘩はしないが、絡まれた喧嘩にはキッチリと応える体力や、喧嘩のスキル(結構、簡単である。先手必勝。相手のボスの鼻っ柱を左ストレートで折れば、血に慣れていない連中はへっぴり腰で逃げていく。)は身に付けたいモノである。因みにプロは素人には手を出しません・・。
細かく考えなければ、良い作品
こんな風に生まれ変わることを、誰もが夢見ているのかもしれない
段々成長していく様に、バス停のサラリーマン同様応援したくなる
岡田准一は何者だったのか
堤真一は戦いが終わったら復習されそう
あの高校はなんだったのか
細かく考えれば疑問は少なくない。堤真一目線以外に他の人に注目して欲しい気もするが、堤真一目線だけだったからこそシンプルで爽やかに感動出来る作品になったのかもしれない
恐怖の先に見える「青い空」
金城一紀原作小説『ゾンビーズシリーズ』待望の実写映画化。
主人公は冴えないおっさん。
乱暴され、傷ついた娘の敵討ちのために立ち上がったおっさんのため、「ゾンビーズ」と渾名される高校生たちが一役買う。
そして、逞しくなっていくおっさんは高校生たちの期待を一身に背負い、ついに「決戦」の日を迎える!
「基礎とは何か?」「無駄にしてきた細胞はないか?」「恐怖の先に見えるものを見たくないか?」舜臣がおっさんに問いかける言葉はいつだって心に残っているし、私自身おっさんになった今こそ自問自答すべき言葉だ。
人間はいくつになっても取り戻せる。
父親として背負うものが有れば尚更だと勇気がもらえる作品に仕上がっている。
『ランニングハイ』になれそうだ♪
おっさんが高校生から人生を学んだっていいかもしれない・・・頑張れ、おっさん!
岡田准一演ずるスンシンはケンカが強くてクールな奴ではあるけど、人間の暖かさを理解し、相手の立場になることができるという、人間としてかなりでかい器を持った奴なのです。力がないのに復讐に燃える中年男鈴木の特訓中に、相手を殺しかねない内面を感じ取ったスンシンが「大切なものを守りたいんだろ、おっさん」と忠告したり、「戦わなくても勝つことだってある」と年上の男に人生訓を教えたり、観ている者も目から鱗が落ちるような台詞をサラリと言う。「こ、こいつになら年の差を度外視してでも教えを乞いたい」と妙に納得してしまいました。
“ゾンビーズ”というスンシンの仲間たちは鈴木が宿敵である石原を倒すことに協力し、夏休みを返上してまで復讐の下準備に精を出す(トトカルチョはご愛嬌)。スンシンの猛特訓を受ける鈴木と同じように爽やかで熱くなるところだ。このメンバーの一人には坂本真もいるし、バス通勤のくたびれた中年軍団には神戸浩や田口浩正といった大好きな名脇役が出てるではありませんか!さらに高校教師に変態チックなモロ師岡。彼の場合は、アップになるだけで笑ってしまいます。
導入部分ではモノクロームのシリアスな映像。そして青い空に入道雲といった爽やかな映像と夕陽をバックに過去を語るスンシン。『燃えよドラゴン』をこよなく愛し、冒頭のブルース・リーとサモ・ハン・キンポーのシーンへのオマージュ。そして青春映画らしい芝生で寝転がるシーン。どうとでもなれ!というくらいにハートをわしづかみにされてしまいました。また、こんなところで作品タイトルが?!という点でも目新しかったです。
【2005年7月映画館にて】
DVD200円ゲットシリーズ。台風にめげずに映画鑑賞。関係ないか。...
DVD200円ゲットシリーズ。台風にめげずに映画鑑賞。関係ないか。
暴行を受けた娘の仇を討つ。その為に高校生に弟子入り。無茶なストーリーだ(笑)
堤真一がダサい寸足らずの緑ジャージで努力を重ねる姿が微笑ましい。岡田准一の身体能力がすごい、カッコいい。この主役2人の関係がどんどん近くなる様が楽しい。
仲間の高校生、応援者になっていくサラリーマン、周囲のおバカさにも笑える。
久々ツボにハマった青春おバカ映画、こいつは見て損なし。
筋トレ映画
娘に暴行を働いた現役高校ボクシングチャンピオンに復讐するために在日朝鮮人の高校生に格闘術を伝授してもらう中年オヤジのファイトムービー。
まず冒頭の邦画史上トップクラスの鬱シーンに心が折れる。最愛の嫁と娘のために懸命に働くフツーの中年のリーマンが一夜にして須藤元気演じる現役高校生ボクサー石原にドン底に突き落とされる過程を描いた白黒の映像がかれこれ10分。
ツラ過ぎる。。なんで白黒なんだ。。勘弁してくれ。。平沢怖すぎんだろ。。笑
堤真一演じる鈴木に武術と勇気と10代とは思えないほどの精神論を叩き込むは在日朝鮮人、朴舜臣こと岡田准一。
知ってたことだけど岡田准一マジかっこいいちゃんとアクションもできる人だからなおさらかっこいい笑。
そんで萱野ら友人4人組がめちゃくちゃいいヤツら。中盤クズだけどその後のフォローで余りある良キャラに。
この映画を見るととにかく筋トレなりなんなり体を動かしたくなる。段々とメニューをこなせるようになったり、vsバスとのデッドヒートに盛り上がったりとコテコテだけど熱くなれる演出が多々。それを頑張るのがオッサンってのがとても良い笑。
そしてバスの中のメンツが濃すぎる笑。三谷映画常連の浅野さんがまたクセの強い役をやってて面白い笑。
この映画の2年後くらいにこの師弟関係が逆になり、SPが始まったわけである。そういうことも考えるとまた面白いなぁとも思う。
憎たらしい
悪役の須藤元気がホントに憎たらしい。
とても、高校生には見えないけど(笑)
須藤元気の周りにいる指導者たちの腐り具合も最悪だ。
ラストまでの悪戦苦闘は子どもを持つ親なら誰もが心に響く作品と思います。
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