容疑者 室井慎次のレビュー・感想・評価
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⭐︎3.0 / 5.0
10月2日(水) @ TV映画(2005)
容疑者 室井慎次
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いや〜これは酷い😩室井も弁護士も何もしてないし、灰島ウザいし、事件はバカ娘の親がゲロって解決?いや〜これは酷い😂
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「勇気」と「救済」がテーマの不器用な男のまっすぐな生き様を描く
大人気刑事ドラマシリーズ「踊る大捜査線」の主要キャラクターである不器用な警察官僚 室井慎次を主役に据えた日本映画らしい重厚なストーリー。
そもそもの発端は所轄の警察官が殺人の容疑をかけれたところから始まるわけだが、
なぜかその捜査を指揮していた室井慎次もまた容疑者として送検されることとなる。
これにより警察組織内の権力闘争や真犯人が雇った卑劣な弁護士により、
室井とその弁護人はどんどん窮地に追い込まれる。
果たして結末はどうなるのか?
それぞれの人間模様は複雑なようで実は至極単純なように思えた。
ずばりそれは実利や保身によって勇気や正義を捨てた者たちが果敢な男を引きづり下そうとする構図なのではないだろうか?
私はこれは大人向けの「少年漫画」なのではないかと感じている。
身内の汚名と自分たちの
縄張りで起きた事件を純粋に解決したいという新宿北署の刑事たちの活躍はもちろん、
かつては室井と反目しあってた新城や沖田の暗躍もあり、
事件は何とか決着がつく。
そして、トラウマにより勇気を失いかけた2人の
弁護士は再び前を向き、
室井自身も自身の過去と対峙することで、いみじくも警察官として必要な要素をまた一つ手に入れ、新たな一歩を踏み出す。
雪空のなか一旦は欠航となった飛行機が再び離陸するのにそう時間は
かからなかった。
試練の時間は長く感じるものだが、そんな中にこそ一生ものの何か大切なものを気づかせてくれるのだろう。
自分も職業人として理不尽に耐えながらスクリーンの中の彼らのように勇気やら矜持やらを
携えてこの先を歩んでいきたいものだ。
間延びしたストーリーと尻すぼみな展開
なんとも印象の薄い作品でした。室井さんの代名詞、表情で語る「ため」のシーン。いつもは、ここぞという時にバシッと見せるから立つけど、主役にして乱発してしまうと、ちょっとうんざりしますし、ストーリーの間延び感がありますね。間延びといえば、展開的にも、不必要に長いシーンが多かった。元警察庁長官との観覧車密談とか、室井さんの学生時代の話(もちろん必要だと思うけど、長い。。)ストーリー的には、真相を知ろうとする室井・小原の動きをことごとく邪魔する憎き灰島事務所をどうやり込めていくかが楽しみだったけど、その展開はかなり尻すぼみでした。灰島も見逃していた事実とかを突きつけて、論破するような展開を期待していたのに、灰島の凡ミスからの展開とは。。もっと白熱した舌戦を期待したのになぁ。。「こんなことのために、俺たち振り回されてたのかよ。。」って言ってましたけど、いやその前にそんなことのために、冤罪で警察官が死んでしまってるんですよ。。(別の犯罪は犯しているが、殺人ではない。)そっちの方が重大でしょ。その後も、神村巡査の冤罪死についてはなにも触れられず、大いに違和感がありました。あと、新宿北署の署員はヒマなの?それとも過剰人員?全部大量の集団行動してたけど、最初の神村巡査を大量の人数で追跡してたシーンからけっこう白けましたよ。。笑わそうとしたのかは分かりませんが。
キャストの方は、室井さんはレギュラーだからおいていくとして、灰山事務所の面々は良かったですね。憎らしさが存分に出てました。逆に、田中麗奈さんは、舞台やってんのか?っていうぐらい演技が多いくて、ちょっと白々しかったです。。哀川翔さんは、半分何言ってるか分からなかった(笑) 被害者写真見たときにもしやと思いましたが、地味に田中圭さん出てましたね。
交渉人に続き、イマイチなスピンオフ作品となってしまいました。
勇気の灯
"THE ODORU LEGEND CONTINUES" 第2作。
DVDで6回目の鑑賞。
怒涛のパニックエンタメだった「交渉人真下正義」に続く本作は、これまた本編とは毛色の違う重厚でシリアスなドラマである。「スピンオフ」の振り幅を知らしめた作品だと思う。
室井が逮捕される衝撃の導入から始まる物語に釘づけになった。とある事件の捜査が室井さんの予想を遥かに超える混迷を極め、複雑怪奇な様相を呈していく中、弁護士・灰島秀樹が張り巡らす卑劣な罠と、次期警察庁長官の座を巡る警視庁副総監と警察庁次長の権力争いが交錯し、室井を追い詰めていく。残酷な方法で暴かれた彼の秘められた過去に涙が溢れた。
完膚無きまでに叩きのめされ、室井の心に灯る勇気は風前の灯に。脱け殻寸前の室井が痛ましかった。室井の人柄に触れた仲間たちが、彼の窮地を救おうと各方面で大奮闘。彼の信念を守るため、執念の捜査が始まる。絶体絶命の状況を打破するため自らの進退をかけた博打に挑む室井が、強烈にカッコ良かった。真実を知りたいと云う想いが信念と結びつき、室井を一歩前進させてくれたように感じた。その胸の中にはきっと、今も現場で頑張っている青島との約束があったのだろうと思う。
クライマックスの疑似法廷の逆転劇は痛快ながらも、どこか物悲しく、やるせない気持ちになった。あまりにも空虚でくだらない真実に、何もかもが壊されそうになっていたなんて…
これまで掘り下げられて来なかった室井の内面に深く切り込むだけでなく、新人弁護士の成長物語としても機能しているストーリーが素晴らしい。終始重厚な雰囲気が好きである。
[以降の鑑賞記録]
2024/09/30:土曜プレミアム(4Kレストア版)
※修正(2024/09/30)
改めてみると気になるシーンがチラホラ
以前に「踊る」シリーズが流行っていたころはとても楽しんで観たと記憶してます。
改めて観ると、映画の話よりも、取り調べシーンの刑事の多さ(びっくりするくらいの人数)とか、逃げた被疑者を追いかける刑事の多さとかが気になってしまいました。
ほかに事件ないんか?とか。
室井慎次を担当している弁護士も、気になる存在で、自分の過去の経験から、担当した相手に最初から「わたし刑事が嫌い!」と外で大声で叫んで立ち去って、解任されたと思い込んで仕事してなかったり、かなり私情を入れてくる人で好感持てず。上司の弁護士もそれを黙認(見守ってるのか?)しているし。
ある意味で面白かったので、踊るシリーズももう一度観ようかな〜と思いました。
室井 まさかの逮捕劇からの奇跡の逆転劇!
室井さんが特別公務員暴行陵虐罪で逮捕された時はドキッと来ました。その中で支えあった人々の活躍で逆転劇みたいなことに起こって良かったと思います。最後は警視庁復帰ではなく地方の警察庁に異動という急展開でした。
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