「コメント難しいなあ」雲のむこう、約束の場所 カルベさんの映画レビュー(感想・評価)
コメント難しいなあ
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戦争により南北に分断された架空の日本が舞台。敵国領になってしまった蝦夷。北海道に建設された天をつく謎の一本の塔。東北の北国に住む、とあるふたりの中学生ひろきと白河は、この塔に行ってみようと計画。自作の航空機を作製し始める。そして憧れだったさゆりという女の子を誘って、いつか一緒に塔に行こうと約束するが。その日を境に彼女は消えてしまう。
そして年月は流れて...。
ようするに塔のせいで眠り病に成ってしまった彼女を救う為に塔まで行ってあれぶっ壊してこいって話。
主人公のひろきは、とにかく一途です。但し子供っぽい未成熟さが目立ちます。
もうひとりの主人公白河君。大人で知的な方。物語を追うと、ひろきより明らかに大人です。
しかし不思議なSFファンタジーです。
夢の世界とシビアな現実の対立とが交互に画かれています。
しかしこの作品好き嫌い分かれますね。
主人公のひろきは、どこか優柔不断で感情移入できない人いるかな。
正直ひろきとさゆりは精神的な成長が中学生で止まっています。
白河君のイライラがわかるなあ。
この作品一番の功労者は白河君ですね。
もうちょっと説明が必要な気がします。この映画。
なんともコメントしずらい作品です。
新海監督にとって初の長編アニメーションですから、色々試みたんでしょうか。絵の綺麗さと、センスは流石だと思います。
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