じゃりン子チエのレビュー・感想・評価
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現在の彼女は66歳
裏社会に対する期待造反理論だ。
こんな奴いたら、洒落にならない。
しかし、チェが主人公で
『テツはつらいよ』にはならない。
『少女終末旅行』って感じが良い。
格好悪い日本文化をそのものに描いていて、昔も今も犯罪である。
『ゴジラの息子』から1967年の事。その時、小学校5年たから、チエはこの時、11歳、つまり、私よりも1歳年上。彼女は現在66歳、彼女は何をしているのだろうか。孫を連れて、USJにでも行っているのだろうか?
『フー○○の寅』がやっぱり登場した。ほのぼのは良いが『テツとトラ』は同じ。温故知新や浪花節なのはアナクロ過ぎる。こんな土着の文化が、今の大阪であってもらいたくない。
テツは1967年の25年前に12歳だったから、昭和5年生まれ、西暦で1930年。なんとなんと、我が亡き親父と同い年だった。つまり、私にとって、大阪が故郷なら、チエは死産したと聞く我が姉(兄かも?)が『チエちゃん』と言う事になる。また、我が家もこの程度の家族だったが、親父は真面目な労働者だった。それが救いなのかもしれない。我が父も変り者で、人とイザコザは耐えなかったが、仕事だけは続けた。
追記
高畑勲先生の作品とは知らなかった。でも、たぶん、残念ながら、テツは改心しない、駄目なままだよ。
コテコテの大阪弁
ルパン三世やクレヨンしんちゃんで有名な『漫画アクション』連載作品のアニメ化/映画化。監督はジブリで有名な高畑勲監督作品。吉本興業全面協力を思わせる声優陣。大阪でチエという名前を出せばチエちゃんとツッコまれるのがお約束だと分かる作品。
奥が深い…が、かなりカオス。
予備知識なしで鑑賞。吉本芸人が集結しギャグ等々を楽しむだけの作品かと思ったが、何かと設定に重みがあった。笑いを求めるだけのエンタメ作品ではなく、なかなか奥が深いなぁと。
とはいえ母・ヨシ江が暗すぎて…。ヨシ江が登場すると、途端に鬱々とした気分になった。
ただ、不二家さんのくだりめちゃくちゃおもしろかった!!
この面白さを超えるアニメは皆無か─
吉本の芸人さんが声優を占めているため、正直、違和感が半端ない。上手いとも言い難いし・・・。しかし!絵とキャラの絡み合いが信じられない融合・一体感を生み出し、自ら信じられないくらいに笑ってしまう。全てのキャラがあくが強くて、取っつきづらいけれど、見終わって全てのキャラを愛おしく思ってしまうから摩訶不思議。これはもはや神です。
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