じゃりン子チエのレビュー・感想・評価
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映画のチエちゃん
私は「アルプスの少女ハイジ(TVシリーズ)」「母をたずねて三千里(TVシリーズ)」「赤毛のアン(TVシリーズ)」と本作劇場版で高畑勲監督に入れ込んだ者ですが…十何年か振りに鑑賞すると、どうもタイミングがビミョーなところが多い。決めるところは決まっているんだけど、何気ない会話や歩行、所作あたりがどうにもズレている。当時は気にならなかったところをみると、私のアニメを観る感覚が現代の作品に侵されてしまったのか。
それはそうと、丹念な背景にキャラクターの心情を重ねるシーンは巧い。
間というか、ここら辺が映画なのだと思う。生死をかけた戦いをして見せなくとも、人が人を想い、息吹を感じさせる。高畑勲氏は映画監督なのだと思うのである。
アニメの総集編
賢い女の子と體だけ大人で知能が子どもの父親の話
【小学5年の元気で、お転婆で、しっかり者の大阪のホルモン焼き屋の可愛い女の子。初めて見たけれど面白いなあ。】
大阪の下町
現在の彼女は66歳
裏社会に対する期待造反理論だ。
こんな奴いたら、洒落にならない。
しかし、チェが主人公で
『テツはつらいよ』にはならない。
『少女終末旅行』って感じが良い。
格好悪い日本文化をそのものに描いていて、昔も今も犯罪である。
『ゴジラの息子』から1967年の事。その時、小学校5年たから、チエはこの時、11歳、つまり、私よりも1歳年上。彼女は現在66歳、彼女は何をしているのだろうか。孫を連れて、USJにでも行っているのだろうか?
『フー○○の寅』がやっぱり登場した。ほのぼのは良いが『テツとトラ』は同じ。温故知新や浪花節なのはアナクロ過ぎる。こんな土着の文化が、今の大阪であってもらいたくない。
テツは1967年の25年前に12歳だったから、昭和5年生まれ、西暦で1930年。なんとなんと、我が亡き親父と同い年だった。つまり、私にとって、大阪が故郷なら、チエは死産したと聞く我が姉(兄かも?)が『チエちゃん』と言う事になる。また、我が家もこの程度の家族だったが、親父は真面目な労働者だった。それが救いなのかもしれない。我が父も変り者で、人とイザコザは耐えなかったが、仕事だけは続けた。
追記
高畑勲先生の作品とは知らなかった。でも、たぶん、残念ながら、テツは改心しない、駄目なままだよ。
コテコテの大阪弁
奥が深い…が、かなりカオス。
予備知識なしで鑑賞。吉本芸人が集結しギャグ等々を楽しむだけの作品かと思ったが、何かと設定に重みがあった。笑いを求めるだけのエンタメ作品ではなく、なかなか奥が深いなぁと。
とはいえ母・ヨシ江が暗すぎて…。ヨシ江が登場すると、途端に鬱々とした気分になった。
ただ、不二家さんのくだりめちゃくちゃおもしろかった!!
この面白さを超えるアニメは皆無か─
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