想色 オモイ・ノ・イロ

劇場公開日:

解説

バラエティのレポーターからグラビアまで、幅広く活躍する若槻千夏。「渋谷怪談2」「青い車」など、話題の日本映画に多数出演しつづける太田千晶。講談社「ミスマガジン2003」グランプリ入賞を皮切りに、雑誌・写真集などで人気急上昇中の岩佐真悠子。この3人がトリプル主演して贈る十九歳の女の子たちの日常を切り取った青春映画。監督・脚本は助監督経験を多数踏み「輪舞曲~ロンド~」で監督デビューした喜屋武靖。

2004年製作/79分/日本
配給:ケイエスエス
劇場公開日:2004年10月19日

ストーリー

学生時代の友だち3人組の、杏奈、祐香、亜紀。有名スタイリストの母親に幼い頃からコンプレックスを抱く少女・杏奈(若槻千夏)。ある過去の出来事にやり場のない苛立ちをおぼえながら、杏奈は今日も夜の喧騒で心の隙間を埋めている。憧れのスタイリストの職についた祐香(太田千晶)は、カメラマンとの先の見えない恋愛に苦しみ、自分のやりたいこととはほど遠い雑用ばかりに追われる毎日を送っている。小さな編集プロダクションでアルバイトをする亜紀(岩佐真悠子)は、大事な約束を断ってまで集めた資料も、また企画倒れしてしまう。立てた企画はことごとく通らず、やる気はだんだん消えてゆく…。そんなある日、祐香が倒れて病院に運ばれる。そこで3人は久々に顔を合わせるが、それぞれの表情からあの頃の輝きは消えていた。彼女たちが直面している、学生時代には知らなかった厳しい現実。慣れない新生活のなかで、唯一信じられるはずの友だちとの関係にも微妙な距離が生じてしまったことに気づく。

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