スウィングガールズのレビュー・感想・評価
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青春音楽映画の金字塔
矢口監督の久々の音楽もの「ダンスウイズミー」の公開が楽しみ、と言うわけで本作を再鑑賞してみました。
彼女たちが実際に楽器を練習して演奏しているんだって、凄い!ラストの演奏会は鳥肌もの。もうそれだけで★5である。
矢口監督は若者を撮らせたらピカイチ、コメディセンスも高い。何より出てくる人が善い人ばかりなので安心して観ていられる数少ない監督だ。そのせいなのか人の残念なところを描くとなると極端に下手になるのが不思議でしょうがない。せっかく清々しい青春映画なのに竹中直人のいじけた小心ぶりや上野樹里の応募忘れなどはもう少し工夫があっても良かったように思う。
これぞ青春映画!
ジャズ音楽に魅せられた田舎の素朴な女子高生たちがビッグバンドを結成し、奮闘する姿を描いた物語。
青春映画の王道という感じ。
女子高生たちの底抜けの明るさで、すごく元気をもらえます。
音楽って、上手いかどうかよりも演奏者の楽しんでいる姿が一番伝わるんだなと思いました。
出演者もそれぞれキャラが立っていて面白かったです。
個人的にはギターとベースの子が好きです。
異常な上達の早さなど現実離れしている部分も多くて楽器に詳しい人ならツッコミどころ満載かもしれませんが、そこはご愛嬌。
ファンタジーだと思ってみたらより楽しめるんじゃないでしょうか。
タイトルなし
なんだかんだ観てなくて初見。
『ロボジー』、『ハッピーフライト』ときて、期待値高かったがハズレなし。
平凡で変哲のない日常的な舞台設定に非現実を持ち込み、最初は「それはないやろー」ってなり訝しみながら話は進むが、いつしかそういった違和感は忘れ、素直に映画に馴染むというさすがの矢口作品だった。
映画の笑わせ方ってこうだよね、っていう王道を地で行く笑いも好きだ。
上手くいかないところがいい。
ちょっと練習したくらいで、楽器はできるようになりません。諦めず、飽きることなく毎日練習することが肝要。壁にぶつかってもそう簡単には上手くいかない。そうしてjazzが、音楽が本当に好きになるのだと思います。
女子高生がバンドをだらけた状態で続けるだけの話
女子高生がバンドをだらけた状態で続けるだけの話。汗と涙と感動を完全に切り離し、気楽に見れる しまりのない娯楽作品に特化した内容。こういう内容が好きだという人もいるのだろうが、私には到底受け入れられない。
演奏シーンは感動的。
ラストの演奏シーンのための長い前振りのような映画。
小ネタ満載でところどころ笑えたけど、やはりウォーターボーイズと比べてしまう自分がいて、えらい遠回りしてるなぁと感じてしまう。
楽器を手に入れりところは丹念にやるのに、楽器が上手くなる過程や努力を見せないのは監督の美学なのかな?
それでもラストで感動するのは、映画とは別になるけど、裏での彼女らの努力が透けて見えるからだと思う。
笑わせてもらいました。 ベタベタなギャグがおもしろいw (アブトロ...
笑わせてもらいました。
ベタベタなギャグがおもしろいw
(アブトロニクス、口元の米粒、イノシシにおっかけられるとこのbgmとイノシシの倒し方w)
しかし最後演奏が長すぎてだれる。
●スウィングする者。
ベタなコメディがよい。東北弁がよい。そして役者がよい。
当時はまだ売り出し中の若手の主役たちはもちろん、脇を固めるクセのある俳優陣がたまらない。
あっという間に、矢口ワールドに引き込まれる。心地よい。
「すべての人間は2種類に分けられる」の3タテ。
いずれも、やらないよりやった方が人生は楽しい。
高校時代のバカさ加減はステキだ。好奇心に突き動かされる行動力。ユルさ。失敗はいくらしてもいい。
そんな青さと熱さを思い出させてくれる一本。
青春
もぉ10年以上前の映画なんですね。
東日本大震災前か…
上野樹里のだめ前の映画なはず。
上野樹里と竹中直人はコンビですね。
いくらか知ってる顔も2、3人。
片田舎なのも大人が見ると良いし、舞台に合わせた役者さんの東北弁もコメディだから悪くなかったのかも。
それにしても若いって、仲間って素晴らしいと改めて思える映画でした。
でもこれって全員、生演奏?!なわけないよね…でも見せ方やスウィングに関しては相当努力されたと思いますが…
単純明快
おそらく誰もが想像通りのストーリーです
それだけに安心して観られます
ワイワイガヤガヤとやかましい女子高生たちにイラつきながらも、羨ましさを感じながら鑑賞しました
何かに熱中出来るってステキですね
泣いてしまうずぅ
方言の台詞も演奏もたどたどしい高校生たちが、映画のなかでドキュメンタリーのように成長してゆく物語。
今やピンで主演を勤める女優となった上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカらが初々しく微笑ましい。
血の滲むような思いをして栄冠を掴み取るんではなく、
何だかなぁって気分で毎日を暮らしてるごく普通の高校生達が、
ジャズと出会って「あれ?これ、楽しくねぇ!?」って目覚めていくのが自然に心に響く。
「ねぇコレ、ジャズじゃない?」と信号機の通りゃんせに合わせて躍り出す時、彼女達の浮き立つような感激に引き込まれて、本当だ!とスウィングしてしまったら、もう完全に矢口監督の思うツボ。
今回もまた泣いてしまう。
なんてことなく過ぎてゆく毎日だけど、どうせなら悩むより楽しんじゃわなきゃ損だよね!
肩の力がフッと抜ける、そんなシアワセなひと時をくれる映画です。
青春を奏でよう
映画評価:50点
この作品は見るのが四度目です
最後の演奏部分が凄くて、ついつい観てしまうんですよ
本当にジャズって格好良いです
引き込まれるというか、聞いてて感動するというか、青春を奏でよう
すべての人間は、二種類に分けられるって知ってっか?
映画「スゥイングガール」(矢口史靖監督)から。
以前にも観たはずなのに、メモが残ってなかったので
改めて観直したけど、やはりこの台詞。
この映画と言えばこの台詞、そんな決まり文句があるのは
映画の話だけでなく、真面目な挨拶にも挿入できて嬉しい。
「スゥイングガール」と言えば「すべての人間は」で始まる、
このフレーズ、作品の中に三回ほど、形を変えて登場する。
「すべての人間は、二種類に分けられるって知ってっか?
やり遂げる者と諦める者だ。おまえ、どっちや?」
「すべての人間は、二種類に分けられる。
楽で楽しく生きる奴とそうじゃない奴」
「すべての人間は、二種類に分けられる。
スゥイングスする者とスゥイングしない者だ」
逆に、このフレーズを知っていると言うことは
「スゥイングガール」を観たことがあると判断してもいい。
応用いれば、いろいろな場面で使えそうだし、
自分なりの人間の定義にも活用できそうだなぁ。
P.S.
次点は、友達同士で写真撮る時の一言
「はい、とろけるチーズ」「どろどろだっつ~の」
純粋にジャズやりたいと思った笑
私も勢いで音楽始めてみんなで楽しみたい!
音楽詳しくないけど、日常から楽しむ心とみんなで楽しむ心は
きっと大事なんじゃないかなーって伝わってきた。
安い演出だけど楽しい
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 70
片田舎の落ちこぼれの女子高生たちが偶然にも音楽に出会い、一生懸命打ち込んでいく姿をみるのは悪くない。しかし見るからにぼろの中古楽器を買うと演奏途中で分解していくとか楽器の中から動物が出てくるとかといった有り得ない小ネタが続くし、パチンコ屋の前で下手な演奏したときの客の反応や外で練習していると子供から石を投げられたりとか、そんな演出がわざとらくして安直すぎ。わざとそういうわかりやすいものにしているのは理解出来るのだが、最初から最後までこのノリだと流石に安っぽく感じる。でも楽しい雰囲気だったので、見終わったときの感覚は悪くなかった。変に洗練されていない普通の田舎の高校生らしい様子でみんなが登場するのも、庶民ぽくて親近感が持てる。
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