スウィングガールズのレビュー・感想・評価
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青春音楽映画の金字塔
矢口監督の久々の音楽もの「ダンスウイズミー」の公開が楽しみ、と言うわけで本作を再鑑賞してみました。
彼女たちが実際に楽器を練習して演奏しているんだって、凄い!ラストの演奏会は鳥肌もの。もうそれだけで★5である。
矢口監督は若者を撮らせたらピカイチ、コメディセンスも高い。何より出てくる人が善い人ばかりなので安心して観ていられる数少ない監督だ。そのせいなのか人の残念なところを描くとなると極端に下手になるのが不思議でしょうがない。せっかく清々しい青春映画なのに竹中直人のいじけた小心ぶりや上野樹里の応募忘れなどはもう少し工夫があっても良かったように思う。
これぞ青春映画!
タイトルなし
上手くいかないところがいい。
女子高生がバンドをだらけた状態で続けるだけの話
女子高生がバンドをだらけた状態で続けるだけの話。汗と涙と感動を完全に切り離し、気楽に見れる しまりのない娯楽作品に特化した内容。こういう内容が好きだという人もいるのだろうが、私には到底受け入れられない。
演奏シーンは感動的。
●スウィングする者。
青春
泣いてしまうずぅ
方言の台詞も演奏もたどたどしい高校生たちが、映画のなかでドキュメンタリーのように成長してゆく物語。
今やピンで主演を勤める女優となった上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカらが初々しく微笑ましい。
血の滲むような思いをして栄冠を掴み取るんではなく、
何だかなぁって気分で毎日を暮らしてるごく普通の高校生達が、
ジャズと出会って「あれ?これ、楽しくねぇ!?」って目覚めていくのが自然に心に響く。
「ねぇコレ、ジャズじゃない?」と信号機の通りゃんせに合わせて躍り出す時、彼女達の浮き立つような感激に引き込まれて、本当だ!とスウィングしてしまったら、もう完全に矢口監督の思うツボ。
今回もまた泣いてしまう。
なんてことなく過ぎてゆく毎日だけど、どうせなら悩むより楽しんじゃわなきゃ損だよね!
肩の力がフッと抜ける、そんなシアワセなひと時をくれる映画です。
青春を奏でよう
映画評価:50点
この作品は見るのが四度目です
最後の演奏部分が凄くて、ついつい観てしまうんですよ
本当にジャズって格好良いです
引き込まれるというか、聞いてて感動するというか、青春を奏でよう
すべての人間は、二種類に分けられるって知ってっか?
映画「スゥイングガール」(矢口史靖監督)から。
以前にも観たはずなのに、メモが残ってなかったので
改めて観直したけど、やはりこの台詞。
この映画と言えばこの台詞、そんな決まり文句があるのは
映画の話だけでなく、真面目な挨拶にも挿入できて嬉しい。
「スゥイングガール」と言えば「すべての人間は」で始まる、
このフレーズ、作品の中に三回ほど、形を変えて登場する。
「すべての人間は、二種類に分けられるって知ってっか?
やり遂げる者と諦める者だ。おまえ、どっちや?」
「すべての人間は、二種類に分けられる。
楽で楽しく生きる奴とそうじゃない奴」
「すべての人間は、二種類に分けられる。
スゥイングスする者とスゥイングしない者だ」
逆に、このフレーズを知っていると言うことは
「スゥイングガール」を観たことがあると判断してもいい。
応用いれば、いろいろな場面で使えそうだし、
自分なりの人間の定義にも活用できそうだなぁ。
P.S.
次点は、友達同士で写真撮る時の一言
「はい、とろけるチーズ」「どろどろだっつ~の」
安い演出だけど楽しい
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 70
片田舎の落ちこぼれの女子高生たちが偶然にも音楽に出会い、一生懸命打ち込んでいく姿をみるのは悪くない。しかし見るからにぼろの中古楽器を買うと演奏途中で分解していくとか楽器の中から動物が出てくるとかといった有り得ない小ネタが続くし、パチンコ屋の前で下手な演奏したときの客の反応や外で練習していると子供から石を投げられたりとか、そんな演出がわざとらくして安直すぎ。わざとそういうわかりやすいものにしているのは理解出来るのだが、最初から最後までこのノリだと流石に安っぽく感じる。でも楽しい雰囲気だったので、見終わったときの感覚は悪くなかった。変に洗練されていない普通の田舎の高校生らしい様子でみんなが登場するのも、庶民ぽくて親近感が持てる。
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