「芸大生の卒業制作を商業的に成功させようとしたらこんなバランスの映画...」マインド・ゲーム しょうけらさんの映画レビュー(感想・評価)
芸大生の卒業制作を商業的に成功させようとしたらこんなバランスの映画...
芸大生の卒業制作を商業的に成功させようとしたらこんなバランスの映画になるんだろうかと思った。それは悪い意味ではなくてもちろん良い意味で言っていて、先駆的のアニメーションの手法を多様にばらまきながらもそれが実験的で商社がついていけないと言う事はなく、きちんと物語として消費できる今日のバランスで合図されているところに監督のみょうぎが光っている。ストーリーの本も大変面白くて、時系列がぐちゃぐちゃになりながら、そして起こっている出来事の説明は少し曖昧なままだけれどそれは小説を読めばきっとわかるのだろう。特に同じ年代はそうした人にとってはいろいろな小ネタについて理解できてもっとより良い鑑賞の経験ができるんではないかと思う。
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