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劇場公開日:2004年8月7日

解説・あらすじ

「アニマトリックス」などで知られるSTUDIO4℃が、ロビン西の同名コミックをアニメーション映画化。劇場版「クレヨンしんちゃん」で注目を浴び、シュールな短編「ねこぢる草」を手がけたアニメーターの湯浅政明が長編初監督に挑んだ。幼なじみの初恋相手みょんちゃんに再会した西だったが、借金の取り立てにきたヤクザに惨めな殺され方をしてしまう。未練たっぷりの西は神様に逆らって再び現世に舞い戻るが、今度は巨大クジラに飲みこまれてしまい……。一度は死にながらも生き返った男の生きざまを、実写や3D、2Dなど多彩な映像表現を駆使してハイテンションかつエネルギッシュに描ききる。声優は今田耕司、藤井隆ら吉本芸人が多数。

2004年製作/103分/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2004年8月7日

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(C)2004 MIND GAME Project

映画レビュー

4.5 気合で乗り切るのは気合で乗り切るため

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

湯浅政明は天才だ。

平凡な青年・西くんが初恋のみょんと偶然会ったと思ったら、ヤクザに銃をケツにつっこまれて死んでしまい、なんとか生き返ったらクジラに飲み込まれてしまう。全く意味がよくわからない物語だが、平凡な人生の肯定と想像力は無限大であることを十全に示す傑作なのである。

西くんが生き返ったり、クジラから脱出することは、頭脳明晰な発想のおかげでも、哲学的な神髄に触れたためでもなく、「気合いで乗り切る」ただそれだけである。しかしそのがむしゃらさが人生においては大切なんですよね。

みょんのキャラクター造形も素晴らしい!何がとは言わないが。

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まぬままおま

5.0 湯浅監督作品の原点、終盤のエモーショナルな主人公の脱出劇は必見

湯浅政明監督の初長編監督作品。湯浅監督の作品が好きで未見の方にはぜひ見ていただきたい1作です。初めての作品には作家のすべてが詰まっていると言いますが、本作にものちの湯浅監督作品に見られるさまざまな要素が多く見られます。ユーモラスで生き生きとしたアニメーション、実写をコラージュするなど枠にとらわれない絵作り、人生賛歌の物語などの要素など……。とくに終盤のエモーショナルな主人公の脱出劇は必見の快作です。

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五所光太郎(アニメハック編集部)

4.0 WOWOW鑑賞

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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柿男

2.5 前衛的?

2024年4月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

評価が高めだったから観てみたけど、なんで評価高いのかわたしにはわからなかったな〜。
前衛的?なのか、なんかクスリでもやってる人が見てる夢みたいな感じの映像が続き過ぎて着いてけなかった。
音楽、山本精一だったんだってエンドロールで知った。やっぱ前衛的なのかな〜。

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きゃな