SUPPINぶるうす ザ・ムービー

劇場公開日:

解説

信用金庫に籠城した3人組の強盗と、一癖も二癖もある人質たちが巻き起こす騒動を描いた人情コメディ。監督は、本作で監督デビューを果たした俳優の今井雅之で、自らの原作を基に脚色も担当。撮影に『THE RACHI 囚われのアクトレス』の大石裕久があたっている。主演は、「爆走デコトラ烈伝」の今井雅之、「呪怨2」の新山千春、「およう」の渋谷亜希、「あずみ」の岡安泰樹。

2003年製作/115分/日本
配給:SUPPINぶるうすパートナーズ
劇場公開日:2004年3月13日

ストーリー

ケチなひったくりで生計を立てている、幼なじみの鉄雄と文佐久。かつてストリップ一座を構えていたふたりは、性転換してストリッパーになりたいと言うニューハーフ・お瑞の手術費用300万の借金返済の為、銀行強盗を企てる。首尾良く田舎町の”こうのとり信用金庫城崎支店“に押し入った3人、しかし防犯訓練にやって来た二人組の刑事の乱入で計画は狂い、籠城を余儀なくされた。ところが、人質に取った支店長や3人の女子行員、失業中の男性客に刑事たちは、実は横領だの収賄だのそれぞれヤバイ事情を抱えていて、逃げ出すこともままならず、非常事態をエンジョイし始める始末。更に、もうひとりの行員・優子が鉄雄の元恋人でストリッパーの真利亜だったことから、鉄雄を巡るお瑞と真利亜、そして精神的ホモセクシャルの文佐久の複雑な愛憎劇が展開し、信金内はてんやわんやの大騒動となるのだった。だが3日目、特殊部隊の登場に切羽詰って真利亜らと大喧嘩を始めた鉄雄に対し、お瑞は元はと言えば全て借金を作った自分が悪かったと、事態を収拾すべくひとり罪を被って自首しようとするのだが、包囲する特殊部隊によって射殺されてしまう……。それから27年後、鉄雄と文佐久は小さなストリップ小屋を経営、その舞台ではダンサーに復帰した真利亜が踊っていた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚色
今井雅之
原作
今井雅之
制作統括
平山秀善
プロデューサー
森雅之
葛川寛
協力プロデューサー
樋口庸一
撮影
大石裕久
深野雄一
美術
平井浩一
音楽
多胡邦夫
音楽プロデューサー
藤木幸治
主題歌
多胡邦夫
録音
山田均
音響効果
大河原将
照明
木川豊
編集
小関祐輔
VTR編集
本郷禎一
スタイリスト
野村明子
技術プロデューサー
小関進
VE
横田久雄
助監督
佐藤飛之介
スクリプター
松橋章子
スチール
甲田智恵
特殊効果
パイロテック
技斗
宍戸大全
配給
守屋文人
全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く