扉の向こう ロック歌手・宮本浩次という生き方
劇場公開日:2004年5月1日
解説
宮本浩次率いるロック・バンド”エレファントカシマシ“のニュー・アルバム製作過程に、約3カ月に渡って密着した長篇ドキュメンタリーで、テレビ放映版に再編集を加えた劇場版。演出は千切谷知子。撮影を神山健一郎が担当している。
2004年製作/60分/日本
配給:FME
劇場公開日:2004年5月1日
ストーリー
ロック・バンド”エレファントカシマシ“のヴォーカリスト・宮本浩次は、ニュー・アルバム『扉』に収録する楽曲の作詞に行き詰っていた。バンドを結成して22年。怒りを歌った20代を経て、中年期に差し掛かった彼らが挑むのは、両親や自らの老いという等身大のテーマだ。自分の過去と現在を見つめ直し、歌詞を構築していく宮本。だが、果たしてファンに彼らの想いは届くのだろうか? しかしそんな心配をよそに、アルバム完成に先駆けて行われたライヴは大成功を収める。やがて、最後まで難航していた楽曲『歴史』も完成する。宮本は、その中に敬愛する森鴎外への気持ちをストレートに表現した。