ONE PIECE ワンピース　呪われた聖剣のレビュー・感想・評価

「ONE PIECE 呪われた聖剣」は、2004年3月6日に公開された日本のアニメーション映画。ONE PIECE映画5作品目。アニメシリーズとの時系列としては空島編の途中。仲間は、ルフィ、ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミ、チョッパー、ロビン。主題歌は晴晴゛の「あの場所へ」。

上映時間は95分と前作と同様に長編となりました。「七星剣」と「三つの宝玉」というどことなくドラゴンボールにインスパイアされたようなストーリーは残念です。また、ゾロをメインとした作品になりますが、ゾロのかっこ良さが全く出ていないです。ゾロ好きとしては残念極まりないですね。また登場キャラクターについても悪魔の実を食べた能力者は存在せず、影が薄い存在ばかりです。中村獅童、久本雅美など声優は少し豪華になりましたね。豪華なだけで別に良いわけではありませんが。

●オリジナルキャラクター
・サガ
・トウマ
・ビスマルク
・ブーコング
・マヤ
・イザヤ
・ラコス

映画評価：25点

ワンピース劇場版第５作目
オススメタイミング：[しいてあげるなら206話後]

とまぁ、
この作品は特に観る必要はないです。
この事件が起こるタイミングがないですし、
この事件自体も麦わら一味にとって
良い影響をしていないからです(むしろ悪い)

まずゾロを主役に置き、
ゾロの良さ(面子)を潰して進む進行って
いかがなものでしょうか？

面白いとか、つまらない以前の問題です。
制作陣がゾロの格好良さを、
まるで理解出来てない様に感じてしまいました。

ルフィはずっと迷走しているし、
他の一味も活躍の場がなく、
ただの囃し立てに興じているし。

『あ、聖剣関連のストーリー作りたいなぁ～
剣といえばゾロだなぁ～、この前はチョッパーが主役だったし、ゾロをメインにして親友的なキャラ出して、そいつが呪われた聖剣に操られているのを止めさせるかなぁ～？』くらい安直に作られたのではないかと勘繰ってしまうくらいチープで不快でした。

空島からの帰還後に差し込むポイントも無いので、わざわざ見る必要はありません。もし見る場合は、この作品はパラレルワールドだと思って下さい。

ps.ずっと久本雅美の声がするなぁと思っていたら、本当に久本さん起用に驚きました。

【2022.12.1観賞】

昔見た時もあまり面白くなかった。今みれば面白いのかもしれないと思い再視聴したがやはり面白くない。村のご当地ギャングを倒すくらいのストーリーでテレビスペシャルで十分な内容に感じる。

ゾロの武器である剣が主役の作品。
宝刀・七星剣からルフィたちが力を合わせて村を守る。
ゲスト声優はひどすぎて残念。
けれど、ゾロにスポットが当たった作品なのでそういう点では良い。剣での格闘もカッコいい。
ルフィと一緒にウソップが活躍したのも良かったなぁ。

だけで殆ど片付く。

個人的にワンピースはいろんな過去やストーリーと屈折するところに楽しみがあると思ってるから映画化してもその楽しみがなくて残念。

あとメンバーの戦闘シーンも技とかが派手じゃないから映像としての面白みにもかける。