アンテナのレビュー・感想・評価
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R-15なんだから
変な新興宗教にかぶれる母(麻丘めぐみ)。アンテナによって真利江が帰ってきたと信じる弟。弟祐哉が退院するにあたって、自分が真利江として生きることを告げ、ワンピース姿で帰宅する。そして「人が苦痛から逃れるためにはどうするべきか」というテーマを追い求めるためにSM女王のナオミのもとへ走る祐一郎。さらに、風水かぶれの宇崎竜堂が登場する。
R-15であることから、期待はそちらの方へ・・・と思ったら、女王様をネタにしてオナニーする主人公だった。それとも弟の女装と裸が問題なのか?あまり描写はないが、ロリコン変態おやじが一番か?とにかく、オナニーする度にトラウマを克服し過去の記憶を取り戻す祐一郎。
印象に残ったのは、祐哉が裸で鉄塔にのぼるシーン。んで、真利江は結局見つからないままなのね・・・
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行方不明になった妹
小さいころ行方不明になった妹について、自分は何かを見たのではないか?と悩んでいる兄を中心とした、家族の話。
良くも悪くも昔ながらの日本映画という感じで、この家族の不幸を描きたいのか、それとも主人公が妹のことを吹っ切ることが描きたいのかよくわかりませんでした。
とにかく見ていてつらいというよりも何の感情移入もできないつくりになっていて、悲惨な家族がかわいそうとかそういうこともあまり・・・。
ただ最後にお母さんが娘がいないことを認め、主人公まで失うのは耐えられないという場面は、少し感動できましたが、失踪の理由も分からないし、この家族が立ち直ったのかもわからないし・・。
はっきりいって面白くなかったでした。
2013.2.15
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