超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますかのレビュー・感想・評価
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型を破った作風が、今では型の一つに
ハードSFとアイドルとの三角関係ラブストーリーがこんな形で融合を果たしたのは、本当にユニークな発展したなと思う。そんな無茶な、と思う瞬間は正直あるのだけど、しかし、クライマックスのミンメイの歌をバックに壮大な戦闘を繰り広げるシーンは何度見ても興奮する。歌とは文化だが、文化は人類の叡智であるというのは最もな話。争いを乗り越えるのは文化の力だ、というその主張はとても説得力がある。アイドルソングでいいのか、という点はさておき。 音楽をフィーチャーしたアニメは今では珍しくないが、当時から振付もなかなか本格的だったんだなと再確認した。プロの振付師、牛丸謙の名前がエンドクレジットにもある。飯島真理の歌唱力は当然高いし、今も日本のアニメは同じようなことを続けており、さらに洗練させているのを見ると感慨深いものがある。これぐらい型破りなアイデアの作品がもっと登場してほしいなと思う。
見たら評価が変わった
ずっと存在はしてはいたが、いざ見てみたら思ってた以上の内容だった。 ミンメイのキャラや結末などいい意味で期待を裏切られた。 テーマ曲の「愛・おぼえていますか」もよくあるバラード曲だと今まで適当に聞き流していたが、まじめに聞いてみると滅茶苦茶いい曲なんだなぁと思い知らされた。
男の妄想物語(笑) アイドルと2人きり、ゲット。 美人上官と2人き...
男の妄想物語(笑) アイドルと2人きり、ゲット。 美人上官と2人きり、ゲット。 さあ俺はどっちを選ぶ(笑) 男は男らしく、女は女らしく…今見る人はどう感じるのだろう。私は嫌いじゃない(笑) 歌が良いのもヒットの要因。 なんか、笑ってしまった。 BS12
やっと見れた2(感動)
そういや見たことないままで、見たいな~とここ数年思っていたので、期間限定上映を知り迷わず見に行きました。正月に2日連続でアニメ映画鑑賞とは自分でも予想外。 もはやレビューというより覚え書きです。 公開当時、中学生。飯島真理の「愛・おぼえていますか」も大ヒット、友達がはまってたのを覚えています。 自分とほぼ同年代から上と思われる、一人で見に来てる男性が多く、みんな懐かしいんだろうなあと思いました。 アニメは一年にポツポツ見るぐらいで、ガンダムすらしっかり見てないのですが、本当に日本のアニメはクオリティが高いですね。これが40年近く前の作品とは。人物の絵柄は昭和テイストですが、作画含めてすごいなって思います。 人類と異星人の戦いに恋愛話が加わり、歌姫がその状況を休戦に導く…その世界観とでも言うのか、好きです。 歌姫の歌につき動かされるのは、ONE PIECE FILM REDのUtaにも通じるかな。 「ライブ音響上映」だったので、音が体を突き抜け最高でした。「愛・おぼえていますか」をスクリーンで聞けて泣きそうになりました。 エンドクレジットの庵野秀明の名を見て、そっかーそうだよね、と。ちょうど妻・安野モヨコによる庵野監督の新作エッセイを買ったところ~。
リン・ミンメイに翻弄されたなあ~
書き込み描写、キャラの作風、音楽とてもよかった。小悪魔的なリン・ミンメイに翻弄されました。だけど、やっぱり早瀬美沙がよかった。一条輝役の長谷有洋さん・・・ご冥福をお祈りいたします。(1984年鑑賞)
愛・おぼえていますか
2023年5月20日 映画 #超時空要塞マクロス #愛・おぼえていますか (1984年) リン・ミンメイ役の歌手 #飯島真理 さんが歌う『#愛・おぼえていますか』が大ヒットしたのを思い出しました
最高のアニメ
本作はテレビアニメ「超時空要塞マクロス」全36話を劇場向けに再構成した作品ですが、ただの総集編ではなく、一から作り直しており大変素晴らしい仕上がりになっています。 特に全く違うラストの戦闘シーンはアニメファンだけでなく映画ファンにも必見です。
セル画アニメの最高峰と巷で言われるだけあった
ピカデリーでの映画祭で特別上映されていたので初めて映画を観てきました。 マクロスシリーズはフロンティアを少々見た程度で、初代マクロスは愛・覚えてますか?のクライマックスシーンしか知らない状態で観たのですが、なかなか面白かったです! SF要素が強めなので専門用語が飛び交うのがちょっとしんどい時もありましたが、大まかな流れさえ掴めれば大体わかるので初見の人でも楽しめる映画だと思います。 あと自分は歌姫のメイリンが主人公にフラれるヒロインだとは思ってなかったのでクライマックスで歌を歌う流れにメッチャ驚きました。ええそういう流れであの歌を歌ってたのか?!という意味で度肝を抜かれました。 そしてセル画アニメの最高峰映画という巷の評価に頷けました。 いや、これもう完全にロストテクノロジー映画だよね…… 今のアニメでは絶対、こんな壮絶な映像作れないわ…… 映像の美しさが段違いに凄い。あと劇伴も本当に素晴らしかった。 特別上映分の料金を支払う価値はありましたね。いや、本当に。
今尚、傑作といえる
ずっとスクリーンに来るの待ってました。 タイトル、その出しからものすごい格好良い。 相まって羽田健太郎の音楽の素晴らしさを再認識します。 物語の大枠はTVシリーズをなぞっているものの、編集はなく全て新規に起こした作画。 そしてその作画のクオリティがものすごい。 冒頭ライブでのミンメイのアップなど、今見てもすごい美しいです。 独創的なメカニックは更にクオリティに磨きがかかり。 それと板野サーカスの凄さ、スクリーンだと本当に見事ですね。 迎える最後の決戦。「愛おぼえて」のイントロが流れた時は、今でも鳥肌が出ます。 また、ここからの構成が実に見事で、歌い終わるまで一秒も隙がないような作りなんですね。 それが途切れず、エンドロールにまで続くのも素晴らしい。 今尚、傑作といえるでしょう。 希望を渡す厳しさ、それを受け入れ歌う勇気。 宇宙を託された、一人の少女の物語でした。
男たちの文化
初鑑賞 ヤック・デカルチャー 歌の力で世界平和を訴える喜納昌吉のような世界観 テレビアニメは全話観たし何度も観た テレビアニメの再編集ではなくリメイク 劇場版のためかテレビアニメには多少グロい表現がある 最近の本格的シンガーと違い飯島真理の天使のような澄んだ歌声が素晴らしく耳触りが良く癒しになる キャラクターデザインは美樹本晴彦先生 彼の絵は子供の頃から大好きだ スタイリストの話では洋服がダサいらしいが未来に何が流行っているかわかったもんじゃないしいちいちつべこべ突っ込むところではない テレビアニメの方をしっかり観てないとちょっとついていけない不親切な内容 初心者にはいきなりすぎるしスターウォーズのように冒頭にそれまでの説明があっても良かったのではないか ウエルカムオタク一見さんお断りではあまりにも閉鎖的 ガンダムやダグラムなど従来の巨大ロボットアニメの敵も等身大の操縦者なのだがこの作品は巨人でロボットではなく強化服で戦う設定が斬新だった 強化服というよりキャタピラの代わりに足がついた戦車みたいなものかな 戦闘機がロボットに変形するのもカッコ良かった 巨大要塞の中に街がある マクロスが非常時には可変ロボットになり街が壊れるのが印象的 テレビアニメでは敵は距離を置くものの男女共にゼントラーディ軍だが劇場版では男の巨人がゼントラーディ軍で女の巨人はメルトランディ軍に別れ敵対している設定に変更している マイクローンと呼ぶ人間がイチャイチャしているのを見ると「プロトカルチャー」と言っては恐れ慄く巨人たちの姿は当時テレビアニメを観ていても滑稽に映った ポルノも観ることがない童貞かよって 劇場版も一条輝リンミンメイ早瀬美沙の三角関係が1番の醍醐味 僕はリンミンメイではなく早瀬美沙派 妹キャラよりお姉さんキャラの方が好き あと飯島愛って芸名はこの映画から拝借したのかもしれない 紗倉まなは芦田愛菜とさくらまやからつけた名前らしいしあの業界わりとそういうのテキトーだから ちなみに当時まだ学生だった庵野秀明が原画担当としてテレビアニメからマクロスに参加している
素晴らしい
アニメシリーズを見ていなくても、この作品だけを見て楽しめます。 物凄く良い映画です。作画も演出も全て素晴らしいです。ミサイルの飛んで行くシーンや戦闘シーンの躍動感はセル画の映画の中でもトップクラスだと思います。他のシーンも気が遠くなりそうな程細かく描かれています。また、アニメーター時代の庵野秀明氏も参加しています。1度は見て頂きたい映画のひとつです。
最高ですね!
昔、アニメをDVDで鑑賞、、 その後、本作観たら、断然!劇場版の方が良かった!のを覚えています。 しばらくぶりに観たら、やっぱり最高です‼️ ロボット、歌、恋愛がMIXされていて 尚且つ、画像は1枚、1枚手書きだけあって、 今でも色褪せないです。 個人的にはミサイルの飛び方に、、スゲ〜!! って、本当に、この年代の映画なの?! 歌も映像も良くて。 ただ一条くんが、しょうもないけど。 だから、ミンメイと美沙さんが 余計可愛くみえる。 若い時はミンメイ派だったけど、 今観たら断然、美沙派になってた。 個人的にはガンダム、エヴァより 好きな映画でした。 この年代で、この水準、日本のアニメ凄いですね
ドッグファイトのシーンは、衝撃的でした。
遠い未来の世界。文明を失った戦闘系異星人と遭遇した人類の闘いの物語。 1984年はアニメにとってエポックメーキングな年のように思います。ナウシカ、うる星やつら、そしてマクロスが劇場公開された年でした。マクロスは前2作と比較すると後年の高評価を得ていませんが、単純な面白さとしては甲乙つけ難い作品だと思います。 映像の美しさ、ミュージカル仕立ての斬新さ、戦闘シーンの迫力。今鑑賞しても、かなり高いレベルにあると思います。 TV版を再構成してのストーリーも、無理がなく楽しめるものでした。しかし、TV版と比較すると、どうしても奥行きがなく、あっさりとした印象があるのも事実です。ガンダムのように3部構成等にしたら、そんな感想にはならないのでしょうが、流石にそこ迄のパワーはありませんし、難しいところですね。
細部までこだわった名作
TVとは違い、SFアニメの動きや作画の凄さが楽しめる作品。TVシリーズのように紙芝居のようなシーンは皆無。ストーリーも納得の内容。敵のためにわざわざ言語まで新しく作るこだわりは凄いの一言。ラストの戦闘シーンは伝説として語り継がれるべき名シーンです。飯島真理さんの歌も最高です。一言苦言を言うと、スタッフの遊びと思われるカットが目に余る箇所が有り、やり過ぎ感が有るのでマイナス。
プ、プロトカルチャー〜!!
今も新たなシリーズが作られている人気アニメの原点。 1982年に放送され、一世風靡した。 男だけの“ゼントラーディ”と女だけの“メルトランディ”の異星巨人族同士の争いに巻き込まれ、壊滅的な被害を受けた地球。生き残った人々は変形型巨大宇宙船“マクロス”に乗って脱出するも、争いは激化し…。 ロボット主体のSFアニメでありながら、そこに正反対の要素をミックス。 人気アイドルのリン・ミンメイ、統合軍パイロットの一条輝、上官で戦闘管制官の早瀬美沙、若者三人の三角関係ラブストーリーが同時に進行。 男と女が戦うだけしかなかった巨人族が目の当たりにした男女の共存、キスや恋愛感情、そして歌…。 SF!ロボット!歌!アイドル!ラブストーリー! これらのジャンルを見事融合させ、同時代、他のアニメと一線を画するアニメとなった。 巨人族との戦いもさることながら、やはり三角関係ラブストーリーの方にこそドキドキ。 知らぬ者は居ない超人気アイドルで、ちょっと小悪魔的でありながら純情。 片や、一見任務に厳しい上官だが、実はか弱く繊細な大人の女性。 輝君がミンメイにふらふら、美沙にふらふらで、女性の方にとっては苛々するだろうが、男ならこの気持ち、分かるでしょう!(笑) ミンメイの歌が巨人族の心の中に文化の記憶を呼び覚ます。 古今東西、異文化同士は争うのは常。が、争うより、文化の交流こそ尊い。 戦いに終止符を打つ為、ミンメイの歌と共に、敵戦艦に総攻撃を開始するクライマックスは、アニメ史上稀有な高揚感。 本作はTVシリーズを一本の映画にまとめ上げた、劇場版リメイク。 大胆に省いたり脚色してあるが、TVシリーズを見た事ある者にとっても、さほど違和感はない。 画も新たに書き起こされ、クオリティはアップ。 メカデザインやバトルシーンもより緻密に。キャラデザインもリアルになった。 主題歌“愛・おぼえていますか”を始めとするミンメイの歌の数々も印象的。 SFロボットアニメ+ラブストーリーは今や目新しいジャンルではないかもしれない。 しかし、その礎となった本作を見逃すのは勿体無い。 今見ても尚、魅力的なアニメーションだ。 見た後間違いなく議論になるのは、ミンメイ派?美沙派? ちなみに僕は… 美沙派かな?(笑)
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