ジョゼと虎と魚たち(2003)のレビュー・感想・評価
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恋愛物ではあるけれど、いろいろな意味が込められている作品
雀荘でバイトをする大学生、恒夫は
ある日、雀荘の客の間の噂話を耳にします。
それは、毎日早朝に乳母車を押しながら近所を歩いている老婆のこと。
乳母車の中身は一体何なのか?
そして、恒夫は乳母車に遭遇します。
乳母車の中身は・・・「ジョゼ」と名乗る少女でした。
平凡な大学生と、風変わりな少女のラブストーリーです。
恒夫は複数の女性と同時に付き合うような遊び人なんですが、
「ジョゼ」との出会いによって、心の中に変化が現われます。
外界と遮断された状況で育ってきた「ジョゼ」は、
恒夫と出会うことで外の世界の素晴らしさを知って行きます。
誰でも人を好きになった経験はあると思うんですけど、
「ジョゼ」と恒夫を見ていると、
自分の経験と重なって、思わず感情移入してしまいます。
見終わった後には、何とも言えない余韻が残る作品です。
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恋したい
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好きな映画を訊かれたら「ジョゼと虎と魚たち」と答えています。ラストに賛否両論ありますが、わたしはジョゼの強さがとても好きです。それでも恋をしたい、と思います。恋愛の、輝かしいひとときをユーモアをもって見せてくれた映画でした。大好きです。
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