東京ゴッドファーザーズ

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劇場公開日:

解説

「PERFECT BLUE」「千年女優」の今敏監督が、ホームレス3人組が捨て子の親捜しに奔走する姿と、その先に待ち受ける小さな奇跡を描いた長編アニメーション。クリスマスの夜。新宿で暮らすギンちゃん、ハナちゃん、ミユキのホームレス3人組は、ゴミ捨て場で1人の赤ん坊を拾う。ずっと子どもを欲しがっていたハナちゃんは赤ん坊に勝手に「清子」と命名し、3人はわずかな手掛かりを頼りに親捜しの旅に出る。雪降る街をさまよい歩きながら、様々なトラブルに見舞われる彼らだったが……。俳優の江守徹、梅垣義明、岡本綾が主人公3人の声を演じた。

2003年製作/92分/日本
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2003年11月8日

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(C)2003 今敏・マッドハウス/東京ゴッドファーザーズ製作委員会

映画レビュー

4.0【”様々な事情で家族を失ったロクデナシホームレス達三人組の善行。”今作は、今敏監督が親子の絆の大切さを描いたハートフルヒューマンコメディの逸品なのである。】

2024年10月27日
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鑑賞方法:VOD

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ー ご存じの通り、今作は名作「三人の名付親」を基にしている。だが、流石今敏監督である。彼ならではの精緻なアニメーションで、スピード感タップリにロクデナシホームレス達が”捨て子”の親を必死に探す姿が、見事に描かれているのである。-

■クリスマスの夜、ゴミ捨て場で赤ちゃんを拾ったホームレスの”の自称”元競輪選手”のギンちゃん、ドラァグクイーンのハナ、家出少女のミユキ。
 ずっと赤ん坊が欲しかった元ドラッグ・クィーンのハナちゃんは、その赤ちゃんに“清子”と名付け、彼女の名付け親(ゴッドファーザー)となった彼らは清子の母親を探し始める。

◆感想

・物語はスピーディにコミカルに描かれているが、自称”元競輪選手”のギンちゃん、ドラァグクイーンのハナ、家出少女のミユキが、家族を失い、ホームレスになった理由が背景として語られ、そんな中でも三人が捨て子の赤ちゃんの“清子”の両親を探す姿が、人間性肯定の姿として、観ていて気持ちが良い。

・ご存じの通り、今敏監督作品はSF要素の世界感を持つ所が魅力的であるが、今作は只管にコミカルでファンタジックでヒューマニズム溢れる展開なのが、良いのだなあ。

<今作を鑑賞すると、改めて40代で早逝された今敏監督の幅広い才能を再確認できる。彼の方が遺した作品は、4作のみであるがどれも秀作、傑作揃いである。
 日本アニメーション界は、貴重なる監督を失ってしまった訳であるが、今監督が遺した4作品は永遠に残るのである。
 今作は、今敏監督が親子の絆の大切さを描いたハートフルヒューマンコメディの逸品なのである。>

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NOBU

5.0こんなに面白い映画ある?

2024年10月24日
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と

4.0信じる者は救われる

2024年10月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

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クリスマスの夜に始まる次々と起こる小さな奇跡の連続。
東京の街を舞台にした笑いあり涙ありのホームレス三人の大冒険。
私の中で夏休みはサマーウォーズ、冬休みは東京ゴッドファーザーズです❕

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Kei6

4.5聖夜に拾った赤ん坊が起こす偶然過ぎる奇跡の連鎖! スーパー・クリスマス・ハートウォーミングストーリー!! 江守徹、梅垣義明、岡本綾が好演!特に梅ちゃん上手い!!

2024年10月15日
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ITOYA

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