呪怨2のレビュー・感想・評価
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期待以上に面白かった!
前作と比べて、ストーリーが分かりやすくて面白かった!
ホラーの演出は前作よりも怖くて、日本のホラー映画としては文句無いじゃないかな。
伽椰子のメイクも、今回はしっかり怖い仕上がりになってた。
敏雄も猫の声は無く、子供らしい振る舞いがあって逆に恐怖を掻き立てられた。
悪い点を言うとすれば、やっぱり伽椰子が場所、人、構わず呪い殺すことかな。逆に、その理解できない行動が怖さが増すのかも知れない。
ラストのシーンは、京子は突き落とされて子どもに手を伸ばす姿が、実は狂っていたのではなく、伽椰子の過去を知っていて、それでも我が子でもあることから、愛そうとしていたのではないかと感じた。
のりピーが残したもの
時系列順ではないスタンスで、現実か幻想かも曖昧で、謎だらけで良しとすると、自由にアイデアを実現できる。
トシオと伽倻子は、いつでも何処でも何でもありで無敵だ。
華のある酒井法子さんの存在のおかげで、まるで、暗いマンネリぎみのトンネルから抜け出して広い世界へ飛び出したような、マイナーからメジャーな映画に生まれ変わったような作品。
ラスト、伽倻子らしき少女は歩道橋の上で憑依したのか覚醒したのか、産まれた時から母親を殺すチャンスを狙っていたのか、はたして、これからどこに向かって行くのだろうか。
想像を掻き立てられる。
伽椰子の能力のインフレ感
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
本作は今回が初鑑賞でした。
今回は、これまでどおり章分けされていますが、これまでの作品よりも被害者同士の関係性が濃く、あまり章分けの意味は感じられませんでした。
京子や圭介は途中で家の呪いになんとなく気づくわけですが、気づいたなら、お祓いとかの選択肢は出てこないのかな、と思ってしまいました。
また、伽椰子が自分を子供として生ませるだとか、黒いシミが点々と出来ていくのは、これまでの作品よりも伽椰子たちの能力がインフレしている感じがあり、そこまで行っちゃうとどうなんだろう感がありました。
なるほど🤚
回想的な演出は悪くない。
ただ、俊雄や伽倻子のキャラ造形は正直イマイチ🙏
怖がらせたいのか笑わせたいのか、本気で迷う🤔
逆にロケーションとして病院、京子の実家、など、普通にどこにでもありそうな、日本の一般的な光景は好感が持てる。
ドラマに出てくるお洒落な病院や事務所のほうが、幽霊よりもよっぽど違和感がある👏
黒いシミとホラークイーン
京子、朋香、恵、圭介、千春、伽椰子の6章立て。一応ホラークイーン原瀬京子(酒井)が主人公なんだろうけど、彼女のパートが最も怖さを感じない・・・むしろ恋ドラクイーンといった雰囲気だ。ストーリー的にも『ローズマリーの赤ちゃん』を感じさせるし、使い古された展開。どうせなら逃亡、失踪はのりピーが・・・ってシャレにならんか。
レポーター朋香(新山)のエピソードでは角部屋なのに壁を叩く音という恐怖。ドン、ドン、ドーンと深夜12時半という時間に怪奇音が響き渡る。誰かいるのか?安田大サーカスか?次の日、その部屋に恋人の典ちゃんを呼んでも同じように12時半に聞こえるのだ。それが時間軸を超えた恐怖に変貌する。ゾクゾクさせられましたよ・・・
ヘアメイク恵の章でも畳にある恐怖の黒いシミが面白かったし、圭介の章でも今まで見たこともない恐怖演出がなされていた。そして前作にも登場していた千春(市川)の章では、夢と現実をワープするジェットコースター・ホラーが絶品。トシオってそんなに恐るべき能力を持っていたんだな。この3つはとにかくサム・ライミが絶賛したのも頷ける。ってくらい素晴らしい。
劇場版前作とビデオ版のコンセプトはそのまま踏襲し、俊雄にしろ伽椰子にしろ露出度は高め。しかも、笑ってしまうほどだった前作の俊雄のコミカルな面も今作では全て怖くなっている。髪の毛での首吊り自殺にしろその他の珍しい演出なんて、清水監督はアイデアを出し惜しみしていたに違いない。
シリーズとしてちゃんと見るべき
今回も加耶子大活躍!
まさかのEDは次回作見なきゃ!!!!となりましたが、これ続くのですかねw
順番に見ると古いが故の怖さもあって堪りません。
グロホラーとかパニックホラーが好きな方にはイマイチでしょうが、呪怨として見るとなかなかのものです。
なかなか面白かった
意外と評価が低くて驚いたが、個人的にはなかなか良いと思った。
同じ時間を色んな登場人物の視点で映したり、過去の出来事が出てきたり、少しずつ謎が解けていくような感じはミステリーを観ているような爽快感がある。
俊雄の影がうっすらとガラスに反射したり、サブリミナル的に一瞬だけ伽椰子の日記が出てくるなど、細かい演出にも気が利いている。
これ単体で怖がらせるというよりは、前作に続くストーリーを見せつつ、少しだけ伽倻子についての説明をするための作品という感じ。
DVD108円ゲットシリーズ。夏はホラーですよね。 なんかの調査で...
DVD108円ゲットシリーズ。夏はホラーですよね。
なんかの調査で日本で1番怖い映画に輝いたというこのシリーズ、劇場版第2弾。
いや〜怖い!怖いを超えて面白くもあり。
普通のホラーは、じらしてためて、ドンと恐怖シーンがやってくるもの。しかしこれは違う、バンバン攻めてきます。恐怖シーンのオンパレード、怒涛のラッシュ。伽倻子と俊雄もでまくり、おそらく誰もがその出演箇所の一つ二つは見逃しているはず(笑)
考える暇なく、飽きる暇なく恐怖シーンが…それはエンディングまで続きます。それはもう見事と言うほかありません。下手な鉄砲も数撃ちゃってやつで、誰もがどこかで怖がることになります。
のりピーがこの恐怖のあまり、いけないものに手を出すことになったのかは定かではありません(笑)
エイリアンか?
呪怨の続編。
伽倻子とトシオが住みついている怖い屋敷にまたもや足を踏み入れた輩が次々と消える。
久しぶりにのりピーを見た。
リアルタイムで劇場で見たら怖いのかも知れないが
自宅でDVDを見ていると全くホラーではなくパロディだ。
トシオがふんだんに盛り込まれ慣れっこになってしまった。
伽倻子もコキコキ音と共に出現する。
のりピーの出産シーン…
恐ろしい場面だけど笑える
終わりの見えない呪怨映画。
1人で観る時は絶対に気をつけて下さい・・・
※《↓これは実際の体験談です》
2003年 夏 ものすごく暑い夜でした
仕事の帰りに『呪怨2』をレイトショーで観に行った
その日は公開が終わる数日前の平日だった
友人を何人か誘ったが全滅だったので 1人で行った
【オバケ屋敷】に1人で入る様なもんである
劇場版1作目の『呪怨』を観てからというもの
清水崇監督の【巧みな構成】と【恐怖演出】に
心から惚れこみ 非常に楽しみにしていた
チケットを1枚買い 劇場に入る
そこで僕は絶句し 凍りついた
【誰もいない】
僕1人である
チケットで席を確認すると 当然ながら劇場のド真ん中だ
『今夜はお客様お1人ですがよろしいですか?』
と言ってくれなかったチケット売り場のコを恨む
そんな事を言われたら余計にキャンセルしないけど・・・
まぁ 家で1人で電気消して『リング』も『呪怨』も
観た男なんで 全然余裕ですよ
しかし 上映開始までの約5分間
【他の客が来るのを心から願った】
声のトーンを下げずに喋り いつもならウザイ存在のバカップル
今日なら【大歓迎】だ
だが こんな時に限って【来やしない】
誰1人【来やしない】
(1人だけ来て後ろの方に座られても余計に怖いが)
この【ひんやりとした静寂】の中 静かに照明が落ち
ついに あの『呪怨2』が 上映を開始した・・・
映画館がこんなにも静かだったとは・・・
【やっちまった感】がぬぐえない
色んな意味で とんでもない怖さだった
上映中 静かなシーンになると妙に劇場中からミシミシと音が・・・
そして 後ろが 気になって気になって・・・
しかし【振り向く勇気】なんか絶対に ない
前は前で 後ろは後ろで 【絶好調に怖い】
どこを見ても怖いので 一瞬 目を閉じてみた
結果 【怖さ倍増】
もちろん映画好きとして【エンドクレジット】まで全部観た
そして 色んな意味で涙の上映終了
まぁ こんな体験談です
● 最後に真面目な作品の感想 とにかく傑作
1つの場面を 複数の人物の視点で 違う角度から
何度か見せる【タランティーノ的スタイル】をジャパニーズホラーに取り入れた
【時間軸】を前後させた構成と【時空の歪み】を織り交ぜた
展開が 清水崇はバツグンにウマイ
特に 新山千春のマンションでのゾッとする【恐ろしい展開】は最高
清水監督がハリウッドに呼ばれ アメリカ版としてセルフ・リメイクした
『呪怨』も 全米でメガヒットした
そして 数ある清水監督作品の中でもコノ『呪怨2』は
バツグンに完成度が高いです
みなさん【公開終了間近】の怖い作品を
1人で観に行く時は 絶対に気をつけて下さい・・・
恐怖と笑いは紙一重?
清水崇監督、酒井法子主演のホラー映画の第二弾です。
かつて妻が夫に殺害され息子が行方不明となった「呪われた家」。
その家に関わってしまった人々の恐怖の体験が描かれます。
前作と同様にあえて見せる事にこだわった映像は本当に怖いです。
伽耶子と俊雄の神出鬼没さもパワーアップしています。
前作もそうだったんですけど、時間軸が前後するストーリー展開は、
ただの一本道の展開とは違ってなかなか面白いです。
2005年にはサム・ライミプロデュースでハリウッドで
リメイクされました。
今後の「呪怨」シリーズの展開が楽しみです。
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