「義とは」壬生義士伝 ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
義とは
時々何を言ってるか聞き取れないけど、南部盛岡のことばがあたたかい。ほぼ回想オン回想で語られる、幕末を家族のために精一杯生きた武士の物語。
幕末、はっきり言って、ぐちゃぐちゃな世の中だと思う。それでも、そんな中で生きていくしかない。何を支えにするか。吉村の場合は義なのだろう。義とは、利害を捨てて、人道、公共のために尽くすこと。そうは言っても、なかなかその通りにできぬのが世の常。吉村は心が強い。
無名の人々が、生きて死んで、その記憶が積もって歴史になる。自分もその一片。
テレ東放送の録画で。
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