凶気の桜のレビュー・感想・評価
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愛国心
10代の頃見てよくわからないしあんまり好きじゃない…と思ったのですが(当時女はGO派男は凶気の桜派というわかりやすい別れ方をしてましたw)
歳を重ねたら見方が変わることはよくあるので今ならわかるかもと思って最近になってまた観てみました。
私は別に右とか左はどうでもいいのですが愛国心はもちろんあります。
自分が好き家族が好き恋人が好き友達が好き
それと同じように生まれ育った国が好き。
ごくごく自然なことだと思います。
でもこれは最近になって気付いたこと。
10代の何も知らない子供の私にはこのお話はわかるはずがなかったんだなと思いました。w
でも山口達の年齢を超えたであろう今もやっぱり彼らの気持ちはわかりません。
結局彼らもただの子供で奪還、強制、排泄はイキがったエゴにすぎないし
あれじゃ悪い大人達に利用されてしまうのも頷ける気がします。
ただやっぱり渦中にいると見えないことが多いのはどんなことでも同じ。
大人はそんなに大人じゃないし子供はそんなに子供じゃない。
でも長く生きた人生経験がものをいうときも多々あって結局手の平で転がされてたり。
古くは小さいときに大人がわざとゲームに負けてくれてたところから、子供は大人に騙され(語弊があるけどw)て見通されながら大人になっていって。
横道に逸れましたが渦中にいる時に客観視するのはなかなかできないってことを言いたかっただけです。w
信念を信じる自分と冷静な自分はどんな時も両方持ち合わせていれるようになりたいけどそもそも自分は1人しかいないんだから難しいですよね。
若さというパワーが有り余ってる子供にはそんな頭を使う自分なんて必要ないと思うしバカでいいと思うんです。
心の底からバカになるって大人にはなかなかできない才能だから。
そのエネルギーが間違った方向に向かう時もあるのは当然なので、その時大人が軌道修正してあげるべきなのに
この映画の大人達は転落するように手をひっぱってしまう。
ああはなりたくないものです。
話としては一般になじみがない話んだからもう少しわかりやすくして欲しいなという昔とかわらない感想ですw
キングギドラ、普段全く聞かないけどこの作品にはこれでもかというくらいマッチしててちょっと上がりますw
とりあえず高橋マリコちゃんが可愛すぎた。
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