宣戦布告のレビュー・感想・評価
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日本の本土防衛は盤石である。
最終兵器を沿岸に50余り、並べてあるからである。こんな国はどこにもない。福島原発が起き、その後1週間以内に5000人の中国人が新潟空港から帰国した。と、聞いたことがある。国土が占領されるようであればこの兵器を順次使えばよい。
この状況を政府関係者が認識してさえいれば自ずとどんな有事の際にも速やかな対応がなされるはずだろう。例え、北鮮工作員からの攻撃があり、自衛隊を出動させ鎮圧させることが宣戦布告と捉えられミサイル攻撃を受けたとしても国土占領は不可能だと思う。
日本の現状防衛力を認識理解できない政治家が余りにも多すぎることを切実に感じさせる映画だった。
初動の対応がお粗末すぎませんか・・。
原作の麻生幾さんは元週刊文春の事件記者だから官邸や外事警察の描写などまるでノンフィクションのようなリアリティ、庵野監督のシンゴジラを彷彿とさせる。
北潜水艦の座礁は実際に韓国であった江陵浸透事件(1996)にインスパイアされたと言う。
ロシアのウクライナ侵攻で、きな臭さを増した国際情勢の中で観ると他人事ではない恐怖を感じます。
作者は有事の際に日本はこれでいいのかと、強いメッセージを込めたかったのでしょう、外交的圧力や憲法に縛られて対応に右往左往する政治家や、やられ放題の警察、自衛隊の情けない描写は度を越している感もありますが、真摯に受け止めて欲しい課題であることは解ります。
ただ、北の潜水艦と判明した時点で北にしかるべき手段で真意を問うべきです、もし正規軍ではないというのであれば正々堂々と力をもって制圧できるでしょう。もし本気の侵攻なら即座に米韓が動くでしょうから、こんな戦争ごっこでは済みません。どうも初動の対応が嘘っぽいのが難点ですね。
憲法9条では国に守れない事実を見ました!
自衛隊が万一出動しても反撃できず殺されるだけ、政治家の事なかれ主義、現在の中韓や北朝鮮の問題がかなりダブって見えました。
マスコミの無責任さや北〇鮮を思わせる敵国のハニートラップ等による情報収集や工作員達が我が物顔で工作活動をしていること。このままの日本でいいのでしょうかと考えさせられました。
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