「日本史の万華鏡」千年女優 ダークブライトさんの映画レビュー(感想・評価)
日本史の万華鏡
2002年公開のリバイバル上映なのですが
客席は半数以上埋まっていました。
小さい劇場でしたけどね。
それでもすげー人気!
実はこんな作品が20年以上前に公開してたなんて知りませんでしたが上映時間にちょうどタイミング合ったので鑑賞させて頂きました。
確かに観ごたえは十分あり。まるで万華鏡のようにくるくる場面が変わっていく演出は見てて飽きがない。
芝居の記憶なのか現実の記憶なのかわからない曖昧さも歯痒くてなかなか良かったと思います。
とにかく集中していないと話がどう転がっていくのか分からなくなりそうで。
でもストーリーとしてはシンプルで、結局一人の女優の一途な思いがひたすら走り回っていただけなのだが。
そして立花社長も一途で、実は彼のような影で支えている人が居てこその破天荒な行動が成り立つんだよね。
平安時代から現代、未来までを演じた女優の半生を描いた内容だけど、日本史を廻ったようなストーリーでもありましたね。和製フォレストガンプ的な?
どこか懐かしくもあり、少女の一途な想いの眩しさと儚さ、そして虚しさを感じました。
ゆきさん、コメントありがとうございます。
PERFECT BLUEは知らないですが、あらすじ読むとサスペンス?ホラー?猟奇的な作品のようでちと怖そうですね。これも去年リバイバルされていましたね。怖いの苦手なのでスルーしましたが、決心がついたらDVD拝見しようと思います(笑)
CBさん、ですよね。二十年前にこんな映画流行ってたかなぁと回想しますが全然記憶にないです。監督さんもすでに亡くなられているとか。リバイバルされてて良かったです。
こんばんは。
お付けになったタイトルが本作とマッチしていて素敵です。目まぐるしく進み、交差して、引き戻されて。。目が離せなくなりますよね。
今敏監督のデビュー作
「PERFECT BLUE」はご存知ですか?とてつもない作品なので是非♡