折り梅
劇場公開日:2002年3月16日
解説
デビュー作「ユキエ」で高い評価を受けた松井久子監督が、原作本に惚れ込んでシナリオも自ら手がけた作品。資金集めから撮影協力まで「折り梅」応援団が支援して、完成にこぎつけた。
2001年製作/日本
配給:パンドラ、シネマワーク
劇場公開日:2002年3月16日
ストーリー
名古屋郊外に暮らす4人家族に、夫の母・政子(吉行和子)が同居することになった。一家の主婦・巴(原田美枝子)は義母とうまくやっていこうと張り切るが、同居してまもなく政子が変調をきたす。ゴミ集積所の場所が分からなくなったり、巴の作った弁当を床にぶちまけたりする政子に周囲は戸惑い、苛立ち、やがて家族の雰囲気は険悪になる。思いあまった巴がいやがる政子を無理矢理病院に連れてゆくと、アルツハイマー型痴呆症と診断される……。