折り梅

劇場公開日:2002年3月16日

解説

デビュー作「ユキエ」で高い評価を受けた松井久子監督が、原作本に惚れ込んでシナリオも自ら手がけた作品。資金集めから撮影協力まで「折り梅」応援団が支援して、完成にこぎつけた。

2001年製作/日本
配給:パンドラ、シネマワーク
劇場公開日:2002年3月16日

あらすじ

名古屋郊外に暮らす4人家族に、夫の母・政子(吉行和子)が同居することになった。一家の主婦・巴(原田美枝子)は義母とうまくやっていこうと張り切るが、同居してまもなく政子が変調をきたす。ゴミ集積所の場所が分からなくなったり、巴の作った弁当を床にぶちまけたりする政子に周囲は戸惑い、苛立ち、やがて家族の雰囲気は険悪になる。思いあまった巴がいやがる政子を無理矢理病院に連れてゆくと、アルツハイマー型痴呆症と診断される……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

未評価 認知症を描くのは難しい

2025年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2025しんゆり映画祭にて鑑賞

 認知症を描くのは難しいな。『恍惚の人』になると重苦しいし、そこを避けると焦点がぼやけてしまいます。本作は、教科書的で少し甘過ぎる物語に思えました。掘り下げるべき「そこ」というポイントで切っ先を丸めてしまったので、結局は予定調和の暖かいお話で終わってしまったのが残念でした。

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La Strada

1.0 デフォルメし過ぎた寓話。頑張るべきではない。

2024年11月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.0 スイートな作り

2017年2月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

泣ける

笑える

リアルな認知症を描こうとすると、救いの無い諦めの境地みたいな作品になるため、観ている方も苦しいし、売れにくい、

その辺りを踏まえて、甘く優しい作りになっている。
原田美枝子が若々しく美人で色気すら感じるので『ああ野麦峠』とか観たくなる。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.5 避けては行かれない道、人生は景色を楽しむ事なのか?

2013年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

幸せ

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ryuu topiann