冷静と情熱のあいだのレビュー・感想・評価
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かなり大人のラブストーリー♡
映画を観る前に、原作を先に読んでたので
ハッピーエンドで終わらないんやろなぁって思ってたけど、ラストシーンで2人が笑顔で笑いあった瞬間は、私も嬉しくて泣けました(;_;)
イタリアのフィレンツェの街並みも素敵♡
それから、ケリー・チャンの「あおい」も
竹野内豊の「順正」も最高にお似合いで
この2人で良かったと思う!!
脇役の、篠原涼子やユースケサンタマリアも良かったなぁ~(*^^*)
好きなシーンはいっぱいあるんやけど…
順正からあおいに手紙が届いてから
あおいは恋人のマーヴとうまくいかず
ケンカ?になり
昔のように電話BOXであおいが順正に電話をするんだけど、順正が出た瞬間、何も言えなくなって黙ってると
順正が「…あおい?」って
優しく言うんやけど
あおいは思わず℡を切ってしまって
そのまま電話BOXの中で泣き崩れるってシーンは、私も号泣しました(T_T)
変わってない電話番号も
あおいが忘れてないその番号も
電話の相手があおいと気づく順正も
愛おしくて、切なくて…
このシーンは巻き戻して何度も観るくらい
大好きなんだよなぁ♡
ただ、大学生時代の回想シーンは
ちょっとムリがあったのは否めない(笑)
なので、☆5つとしたいが4つ半で!
忘れられない一生の恋。
しだいに身につまされて、やがて
若くして海外生活を、特に南欧での生活を経験した人ならきっと、この映画のストーリー展開に少なからず共感せずにはいられまい。大学時代は恋人同士、その後も互いが変わらず忘れがたい存在なのに、別々の道を歩む。年を経ても互いが忘れられず、それでもなんとか他の異性を受け入れようとするが、いつもギクシャク。二人は10年後、つまり彼女の30才の誕生日にフィレンツェの大聖堂のドゥオモで逢うことを約して別れたのだが、さて、二人の空虚な思いはいつ埋まるのだろうかというのが唯一の関心事。
最初は、イタリア語や英語が交じり、当事者同士で十分な会話が成立しているとはとても思えない中途半端なシーンが多く何も期待しないで観ていたら、なんだかしだいに身につまされる展開になってくるので、あわててエリを正して鑑賞。たったひとりの人に思いを寄せて悔いない人生は幸せなのか、それとも不幸なのか、幸せの落としどころは他のどこにもないのか、いろいろ考えさせてくれる映画でした。
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