釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇のレビュー・感想・評価
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釣りの成果はメジナ、トラフグ、マダイ
「釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇」
スーさんが鈴木建設の後継者と目していた高野常務役で、東京都知事をリタイアしたばかりの青島幸男がゲスト出演。
主題歌「とりあえずは元気で行こうぜ」を作詞・作曲し、現在でも使用されている。ハマちゃんが釣り上げたフグのキモをなめて幻覚を見るシーンは必見である。
なお、同作からサブタイトルが付けられることになった。
● 公開日:2001年8月18日
● ロケ地:山口県宇部市、萩市
● ゲスト:宮沢りえ、青島幸男、吉岡秀隆
● 釣りの成果:メジナ、トラフグ、マダイ
● 監督:本木克英
【”余りに短き晴耕雨読の日々。そして上司の器。”今作はチョイ、不謹慎なシーンもあるが、サラリーマンの定年後について考えさせられる作品である。】
■スーさん(三國連太郎)が後継者と目していた高野常務(青島幸男)が定年を前にスーさんが引き留めるのを振り切って退職する。
高野が故郷の萩で悠々自適のセカンドライフを送ると聞いた浜ちゃん(西田敏行)は、良いな―などと言っていたが、高野は末期がんに侵されていた。
高野の姪、梢(宮沢りえ)は父代わりに想っていた高野の事を知り、出張に来ていた浜ちゃんとスーさんにその事を伝えるが・・。
◆感想
・今作は、ちょっと悲しいな。サラリーマンで早期退職をする人がいるって事は知ってはいるけれど、どうも私は早期退職する人の気持ちが今一つ、理解しきれないのだな。長年働いて来たのだから、ゆっくりしたいという想い。
今作が公開時には、そういう風潮があったのかな。
・今作は、珍しく脚本、演出が宜しくないと思う。大体、船上葬儀の際に釣りをするかなあ。ちょっと不謹慎じゃないかな。
・あとは、浜ちゃんの高野常務の葬儀を取り仕切るために、長い休みを取ったというシーンが、一切描かれていないし、彼を人事委員会に掛けようとした部長に対する佐々木課長(谷啓)が珍しく浜ちゃんと委員会の場に出るシーンもチョイ、中途半端だし、梢と医者の上杉(吉岡秀隆)との恋も、唐突感がある。
今作の制作時に何かあったのかな。
<今作はチョイ、不謹慎なシーンもあるが、サラリーマンの定年後について考えさせられる作品である。あとは、相変わらず、鈴木建設の役員連中は無能だなあ、ホント。>
青島都知事のハッピーリタイア
毎回変わり過ぎ。家、会社、社員たち(笑) 宮沢りえ登場で期待したが...
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