ウォーターボーイズのレビュー・感想・評価
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男子高校生たちの奮闘と青春が光る!!
当時とても話題となり、映画やドラマで多くの活躍があった映画のひとつ。
福山雅治さんの主題歌も評判となりましたね。
実在した男子高校生をモデルとしたシンクロナイズドスイミングが舞台となった映画で、今もなお活躍する俳優さんの若かりし時代も楽しめる作品となっています。
当時、男子生徒がシンクロナイズドスイミングをするという発想がなかったので、すごく話題になっていたのを思い出しました。
少ない人数での結成の中、発表会のに向けて練習するもそれぞれの個性がぶつかって、時には喧嘩したりかみ合わなくてぎくしゃくしたりと学生ならではの若さがみえる部分は、自分の学生時代と重ねてしまうところもありますね。
現在はSNSやネットでのコミュニケーションツールが増えていますが、当時はメールができる程度でリアルでやりとりをする機会が多くありました。
お互いの顔をみて言いたいことが言えるのも当時の良さでもあり、理解に努めお互いが成長しようとする人間模様がみえるのもとても良かったです。
本番では緊張の中、お互いの最大限を出し切り、愉快さ茶目っ気たっぷり、見どころ満載のショーがとても素晴らしかったのも思い出深いです。
お互い本気だからこそ結果以上の想いが見ている側にも伝わってるのを画面越しにも感じることができました。
久しぶりに学生時代を思い出せた作品でした。
妻夫木さん、玉木さん
前代未聞チャレンジの先駆け☆男子シンクロを目指す青春学園映画
~ポケモントレーナーみゆきは、92点の経験値をもらった!~
2001年に公開された男子シンクロナイズドスイミングを題材にした青春学園映画。
ポケモントレーナーみゆきの親戚の母校で実際にあった水泳部が、文化祭講演でやっていたことがモデルとなっているらしく、当初はその親戚からよく話を聞いていました。
そのため、夏のウォータースポーツのシーズンになるといつも懐かしく思い出します。
ちなみにですが、今は「シンクロナイズドスイミング」から「アーティスティックスイミング」という名称に変わったそうです。
監督は矢口史靖さんで、以降の「スウィングガールズ」、「ハッピーフライト」のヒット作でも有名です。
楽しく進行していくリズミカルな演出が好きです。
また、キャストがかなり豪華。
妻夫木聡さん、玉木宏さん、竹中直人さんという主演を担える方ばかり。
僕はコーチとして登場する竹中直人さんのキャラクターが好きで、映画に一味も二味も深みと面白さを与えています。
泳ぎが遅い主人公、中途半端な元バスケ部員、筋肉をつけたいだけの細身くんなどスタートだけ見ると超グダグダ。
そのメンバーがシンクロ講演という一つの作品を生み出す過程と結末に感動します。
ぜひ観てみてくださいね。
★大好きなポケモンに例えると★
オシャマリ
人を魅了するオシャレで力強い水中のダンスは、笑えも感動もする最高の作品に仕上がります。
【邦画青春コメディ映画の嚆矢的作品。矢口史靖監督のオリジナル脚本も冴え渡る。現代邦画を支える俳優さん、多数出演作品でもある。】
■久しぶりに鑑賞した感想
1.邦画青春コメディ映画は現在では多数あれど、今作はその先駆け的な作品だったのだなあ、とシミジミ・・。
2.矢口史靖監督のプロットが冴え渡っているなあ・・、とシミジミ・・。
・釣り堀プールからの、金魚掬いシーン。そしてそのまま、水族館でアルバイトの流れ。
・”アルバイトトレーニング”の幾つか
ー”ガラス拭きトレーニング” で、立ち泳ぎ、ラッコ、フラミンゴまで出来るように・・。
-”ゲームセンターステップマシーントレーニング で、シンクロの動きバッチリ!
3.男女関係なき恋愛の面白き描き方・・
・久しぶりに見ると、佐藤君(玉木宏)に恋する早乙女君(金子貴俊)の関係性など、序盤から上手く描かれているなあ。(当時、全く気付かず・・)
・オカマバーのママ(柄本明)の”ウォーターボーイズ”への絡み方。
4.良ーく見ると、現代邦画を支える俳優さんが沢山!
ー何人、分かるかな? 商店街の”一部の人達”ってずっとエキストラだと思ってたよ!-
・大ヒットした映画に”メイン役”で出演した事実って、その俳優さんたちの人生を左右するのかなあ、とシミジミ・・。(大袈裟かな?)
<矢口史靖監督の練り込まれた脚本の凄さを再認識するとともに、公開当時に全く気が付かなかった事が、沢山盛り込まれていた作品。>
Waterboys
すべてのテンポが良い名作
小技が冴える
非現実的で、ばかばかしい内容
話は、非現実的で、ばかばかしい内容。ただ、最後のシンクロのシーンは 美しく、見ていて楽しい。ほかは どうでもいい。
全体的に「ご都合主義」な感じで、重要なシーンは すべて省かれている。こういう話の場合、一般的には「専門情報」の要素が重視される。つまり、もし本当に男子高校生がシンクロを始めたい場合、どうすればいいのか、という情報だ。その部分の調査が しっかりされていて、リアリティーが高い場合、話に信用性が増す。そして説得力が出る。そのうえ、トリビア的な要素も高いので、娯楽性も上昇する。逆に、その重要な部分を大して調査もせずに話を作ると、台無しになる。「イルカの調教師にはシンクロは教えられない」。そして「男子生徒だけでシンクロをマスターするのは不可能」。この2つの常識を、映画監督が理解できていない時点で、すべてが台無しだ。
「イルカの調教師にシンクロを習う」などといった非現実な話に走らず、普通に男子高校生がシンクロに挑戦する話にしたほうが、おもしろかっただろう。惜しい作品だ。
青春映画の傑作
学生ノリと爽やかさ
矢口史靖監督の大出世作
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