「安っぽい部分も多いけれど楽しい」ウォーターボーイズ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
安っぽい部分も多いけれど楽しい
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総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 65
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 70
真鍋かおりの演技はわざとらしくてすごい大根だった。魚の泳ぐプールに落ちた生徒が上がってくると、服から魚がたくさん出てくる。ちょっと演出が安いしギャグの演出が寒い。そんな感じで最初はあまりいい印象を持たなかったのだが、水族館で騙されているあたりからだんだんと面白くなってきた。
それでも安っぽいところも多いし演技が下手な出演者もけっこういて、そういうのが見ていて時々気にはなるのだが、自分はこういう馬鹿な映画が嫌いではない。若者が彼らなりに若さ一杯に精一杯何かをやっているのは見ていて爽快。夏の日差しの下、水色のプールで演技をする彼らは必ずしもオリンピックの演技のようにきっちりシンクロしているわけでもないがとにかく楽しそう。それらが欠点を穴埋めして、結局見ているこちらも楽しくなっている作品になっていた。
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