ラヂオの時間のレビュー・感想・評価
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慌てるとロクなことはない
泣けるほどのおもしろさだった ラジオの生放送番組こんな感じなの 作られて二十年以上経っているので出演者の 人たちが皆さん若~い 特に唐沢寿明、渡辺謙とか若いですね 一人のクレームの為に沢山のことが起きる 一つの設定を変えた為に作品が大きく変わってしまった そこで繰り広げられる世界観がおもしろかった 三谷幸喜監督の作品は全作観てませんが一番オモシロイかもしれない(マジックアワーも好きだけど)劇場で観たのは中井貴一主演の記憶にございませんかな 今ひとつ笑えませんでした 真面目なstoryでした コメディ映画って難しいですよね真面目な部分と笑える部分の割合を間違えると……。監督さんの手腕が問われます エンドロールでキャストの皆さんの名前があいうえお順になっていたのがよかった 皆さんが主役ということでそう思いました そして名前が日本語で分かりやすい また。。この様な作品を待ってま~す 次回作に期待を込めて……★4つです
ぼろぼろにされていく生放送ラジオドラマ
唐沢寿明扮する工藤学は、鈴木京香扮する生放送ラジオドラマに応募して来た主婦作家鈴木みやこに辞めた方がいいと言った。役者からは嫌がらせで役名が悪いとか、設定を熱海からニューヨークに変えるとか、西村雅彦扮する何でも受けてしまうプロデューサーにぼろぼろにされていく。三谷幸喜作品はどうも苦手で、この作品でも笑える所は一つも無かった。
ラヂオを止めるな!
生放送でラジオドラマをするが、脚本にケチをつけた女優をきっかけに内容がどんどん変わっていくお話。 とにかく脚本家が可哀想。芸能人のわがままに振り回されたのに、オチの部分は変えないでと言うと「あんたのわがままには付き合えない」と言われる始末。 幸の薄そうな鈴木京香さん、最高でした。 三谷幸喜さん自身もこんな難癖をつけられてきたんだなと思うと、作品をまとめるのって大変ですね。
テンポ感
ファーストカットでさらっと長回しをやる。カメラが先行ではなく人の動きが先行だからずっと見てられるし、テンポ感がいいので、何も違和感がない。 長回しをやってるぞ!の感じがないから昨今の長回しだけで流行ったゾンビ的なものとは格の違いを感じざるを得ない。 その後のストーリーも濃厚だけど軽くて、さすが三谷幸喜
スッキリしない
三谷幸喜作品好きですが、本作は見ていなかったのでようやく視聴しました。 ところどころ楽しいところもありましたが、牛島(西村雅彦)がクソ過ぎて、全体としてつまらなかったです。三谷幸喜の他の作品ならこういうキャラにも背景を与えてスッキリするのですが、本作は好きではありませんでした。
舞台で観たかった!
身勝手起因の小さな脚本変更が 大混乱をもたらすとの、 きっと他の分野でもさもありなんの 風刺の効いた込み入った脚本を、 三谷幸喜は見事に作り上げたものだなぁと 感心して観た。 しかし、舞台の映画化は難しい。 笑いの要素が満載の展開で、 上手い!と思いながらも 何故かストレートに笑えない自分がいた。 舞台の映画化の成功例として、 海外では ウィリアム・ワイラー監督の「探偵物語」 をはじめ、「欲望という名の電車」 「フロント・ページ」等々、 また邦画としても 「蒲田行進曲」「父と暮せば」等を 思い出す。 舞台劇やその脚本の映画化の成功には 幾つかの一工夫が必要で、 そのひとつに、舞台では表現し得ない メイン会場以外の場面をどう効果的に 描写挿入出来たかも大切な要素と思う。 上記の幾つかの作品と比較すると、 この作品でも工夫こそされているものの、 渡辺謙の役割の場面でも空回りの感があって 成功しているとは言い難い。 また、 舞台はデフォルメ的表現の世界、 映画はリアリティ重視の表現芸術で、 必然的に観るスタンスが異なる。 特にコメディとしては、 舞台では誇張を臨場感の中で笑えるが、 映画化ではそうはいかない世界でもあり、 成功例が多いイメージは無い。 そういった意味では もちろん他の三谷作品もそうだが、 映像化には工夫不足と言わざるを得ない。 この作品も舞台劇として鑑賞すべき作品で、 きっと抱腹絶倒だったんだろうな と想像はした。
バタフライ効果
外国の映画祭でも笑いの渦が絶えなかったというシニカルなシチュエーション・コメディの傑作。 三谷さん自身がフジテレビの「水曜劇場」の脚本をズタズタにされ、挙句、最終回で主演の織田裕二から「こんな悪い奴が生き残るのは耐えられないから殺してくれ」と台本の変更を迫られたという実体験にインスパイアされて作った話ですね。余程、局の人間への恨み辛みも溜まっていたのでしょう、編成部長からプロデューサー、いかにも居そうといういい加減さのステレオタイプ、実に真に迫って可笑しい。千本のっこの我がままから端を発しバタフライ効果のように大嵐に発展する破綻と笑いのカオス状態。何故メアリージェーンなのか、井上順さんがオン・マイ・マインドと駄洒落を言うためだけでしょう。 軟弱、わがままな連中のオンパレードなのだが上司に逆らっても放送マンとしての矜持を貫こうとするディレクター、何でもござれの老効果マン、くすりともしないアナウンサー、馬鹿なのか天才なのか理解不能の便利屋の放送作家など登場人物のバラェテイの広さには圧倒されっぱなし、お掃除おばさんに宮本信子や桃井かおりのパーソナリティ、トラック運転手の渡辺謙さんとチョイ役に不似合いな豪華出演陣、謙さんには気を使ったのでしょうか凄いベンツのトレーラーでした。 常識とのギャップもまた笑いの本質、ただ、終わりの始まりとか始まりの終わりとか名言ぽいが意味不明のセリフ、いったい何を考えているのか三谷さんの頭の中を覗いてみたくなる快作でした。公開当時、家族で観て大笑い、BSでやっていたので再鑑賞。
働く大人は熱いんだ!
朝ドラのエールの中でラジオドラマの録音シーンがあって見たくなり視聴。だいぶ前に見たことがあったけど細かいとこ忘れててめちゃ面白かったー! 作家の書いた台本がワガママ女優とかペコペコPのせいで勝手に書き換えられちゃうのは可哀想とは思った。。思った、けどそれぞれみんな立場があって必死に仕事を全うしようとしてる。、、 社会人として働く全員に見て欲しい映画ですね。
完全に「ありえない」んだけど
ところどころにドキッとする「本音」が紛れ込む。 コメディの中にこういう真実をピリッときかせられるところが、三谷幸喜って天才だなぁ、って思う。 作家先生の旦那さんが、たまらず本番に入りこんじゃうシーンと、最後にドナルド・マクドナルドに無理矢理みんなで台詞を言わせるシーンが傑作!
冒頭の長回しにやられた長回し教徒見習い
劇場公開時鑑賞。 元が舞台とのことだったが、冒頭の長回しで人物を紹介していくところで、「ああっ、これ好きー」と引き込まれて長回し教徒見習いになる。チョロい。あとはもう面白おかしいお話をただただ楽しめばいいだけでした。あと役者戸田恵子を初めて認識した。それまではリプリーとサラのイメージ9割(残りはアンパンチ)だったので。
唐沢寿明の男気に少し感動
鈴木京香の台本のラジオドラマが俳優陣のワガママで最後には原型をとどめないハチャメチャなドラマになってしまうというドタバタコメディ。唐沢寿明が男気を見せて最後にアクションを起こすところが見どころ。音響で貢献する警備員役の藤村俊二が良い味を出していた。しかしこれってコメディなの?ドラマがハチャメチャになってしまい鈴木京香が可愛そすぎて、まるで笑えない。三谷作品を片っ端から、ラジオの時間、有頂天ホテル、マジックアワー、みんなのいえ、ステキな金縛りと連続で見たけど、どれもあまり面白くなかった。みんなのいえくらいかなあ。
美味しいところは渡辺謙が・・・
「上を見上げた」が重複なので「見た」に変えろと言う。主人公律子という名前も役者千本のっこのダンナの不倫がどうのこうので変えさせられる。その名もなんと“メアリー・ジェーン”。パチンコ屋の店員なんか嫌だ。女弁護士でいくわ! 熱海の設定がアメリカに変わり、ハインリッヒ、ドナルド・マクドナルドなどと名前が変更され、役者のわがままによりどんどん設定が変化していく様子。そして警備員の藤村俊二が元効果音担当だということで、マシンガン、ダムの決壊、宇宙ロケット、花火と機転を利かせるところが面白い。ラジオでも今じゃ考えられない生収録という昔ながらの設定そのものも強引かと思う。 影の立役者はバッキーことモロ師岡。短時間で台本を修正する凄さは並大抵の人間にはできない。最後に名前を読まれなかったが、逆に近藤芳正がジョージとして目立ってしまい、微笑ましかったです。 30年ほど前、中学英語教科書みたいな内容を直訳して最後まで押し通していたラジオドラマがあったのですが、最後はすごく感動したのでもう一度聴いてみたいのですが・・・知ってる人、いませんよね?
豪華過ぎる
今観るからなおさら豪華な出演者。 エンディングの no problem 堀ノ内修司 歌詞、三谷幸喜 母親が大好きだったため、歌声聴くと昔の想い出が。 三谷幸喜さん 何度も再放送される度に観てたドラマ、王様のレストランが大好きで✨ 今作も演者がカブっているので楽しい。 ちょうど、今の松本幸四郎さんも出てるしw 三谷さんはドタバタが大好きなんだね。きっと。 さて、WOWOWの三谷幸喜の世界、楽しみます(*^^*)
何度観ても最高。
・何度見てもおもしろい。 ・出演者が豪華 ・三谷幸喜の脚本を芸能関係の都合で無茶苦茶にされた経験によるフラストレーションが込められてる ・登場人物全員が、自分を大事にしてほしいと思っているし、誰かを蹴落そうとしている ・密室で大丈夫じゃない人間模様を描いている点では「十二人の怒れる男」と同じ ・音楽の完成度がすごい ・見ている人の心の的に精密に狙い撃っている音楽
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