劇場公開日 1997年11月8日

「はっちゃかめっちゃかだが、なぜかまとまりがあって面白かった」ラヂオの時間 ぼっちさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0はっちゃかめっちゃかだが、なぜかまとまりがあって面白かった

2024年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

幸せ

生放送のラヂオドラマの現場が舞台。ベテラン女優のわがままな要求を、プロデューサーがほいほいと受け入れ、オリジナルのシナリオがどんどん書き換えられ、原型をとどめないほどになってしまう。
三谷さんもこういう苦労をしてきたのかなあと思っていたら、本当に初めてテレビドラマの脚本に抜擢された時に、コメディー部分を勝手にシリアスに変えられてしまったなどの経験を元にこの作品ができたらしい。

三谷作品はみんな個性強めで、おもしろい。井上順はお調子ものすぎる。地でやってそう。
アシスタントプロデューサーは、お茶汲み、コピーとか、昭和のOLのような立ち位置が可哀想。脚本家の人も名前じゃなくて「奥さん」って呼ばれてたような。女性の扱いが低い感じがして、違和感を覚えた。

ぼっち