山口組外伝 九州進攻作戦
劇場公開日:1974年4月27日
解説
近代組織暴力史上、最も有名な鉄砲玉、または最後の侠客と呼ばれた夜桜銭次の破乱万丈の生涯を通じて、全国制覇の野望を秘めた山口組最大の闘いといわれた九州進攻作戦の実態を描く。脚本は「激突!殺人拳」の高田宏治、監督は「海軍横須賀刑務所」の山下耕作、撮影は「山口組三代目」の山岸長樹がそれぞれ担当。
1974年製作/106分/日本
配給:東映
劇場公開日:1974年4月27日
あらすじ
夜桜銀次こと平尾国人と、石野組々長・石野一郎は、愚連隊時代からの兄弟分であった。昭和三十二年三月、別府市で開催される博覧会の施設の利権をめぐって、新興石野組と旧勢力坂口組が対立した。銀次は石野が坂口組に狙撃され、重傷を負ったために、坂口組幹部を殺害し、内妻のふさ子を伴って九州を脱出、大阪の柳川組々長・大東武司の許へ身を寄せた。そんなある日、パチンコ店で暴れていたチンピラ真三を引きとった銀次は、何かと面倒を見るようになった。昭和三十三年三月、石野は神戸兵藤組三代目・田岡一雄の盃をうけて若衆となり、兵藤組の力を借りて北九州制覇を企んだ。しかし、兵藤組七人衆の山地行雄、関本貫一、吉村弘、郡司正一らに低姿勢な西野を見た銭次は、彼の真意が理解できず、不愉快だった。急速に勢力を拡大してきた元達文率いる大阪双竜連合会は、大阪市内いたるところで暴虐のかぎりをつくしており、ついにクラブで遊んでいた田岡一雄に徐甲竜ら天竜会組員が喧嘩を売り、兵藤組と双竜会は真っ向から対立することになった。兵藤組系の柳川組、石野組をはじめとしてえりぬきの精鋭が秘かに大阪に集結した。そんな時、しばらく消息を絶っていた銀次が現われ、野獣のように双竜会の子分を傷めつけていった。やがて、郡司が徐を倒したことによって、この抗争も終結した。元達文が全面降伏をしたのである。警察当局の厳しい追求から逃れ、銀次は、博多の兵藤組若衆・海津健三の許に身を寄せることになった。福岡においても銀次は暴れまくった。鹿谷組々長・鹿谷弥肋の情婦・陽子を横取りし、さらに温厚な高須組々長・高須有三が後見する運送会社を破壊した。さらに、鹿谷組の賭場で侮辱をうけた鉄次は、賭場を荒しまくった。そして、恐怖にかられた鹿谷は河島組々長・河島元哉に助けを求めたため、事態は急変していった。一触即発の空気が福岡に流れた昭和三十六年一月十六日午前十一時、陽子と一緒に旅行の準備をしていた銀次は、久留米の二人の米田組々員が放った4発の銃弾に撃たれて即死した……。こうして銀次暗殺事件により史上最大規模といわれた、兵藤組九州進攻作戦の火ぶたが切って落された……。
スタッフ・キャスト
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夜桜娘次菅原文太
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古田憲一渡瀬恒彦
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安藤ふさ子渚まゆみ
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山地行雄佐藤慶
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佐良政道中村錦司
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関本貫一伊吹吾郎
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吉村弘津川雅彦
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友綱豪大木暇郎
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酒井均誠直也
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大東武司室田日出男
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徳田連太郎汐路章
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雀甲春鈴木康弘
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欄木隆司林彰太郎
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郡司正一松方弘樹
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猪川義一郎小田部通麿
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新庄平吾遠藤太津朗
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吉崎喜一有川正治
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竜村多三郎那須伸太朗
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海津健三渡辺文雄
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石野一郎梅宮辰夫
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遠山清川谷拓三
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笠滝夫野口貴史
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元達文天津敏
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徐甲竜今井健二
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金源昌曽根晴美
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坂口勇作北村英三
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木原保成瀬正孝
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島岡正雄疋田泰盛
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鹿谷弥助戸浦六宏
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高須有三葉山良二
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河島元哉山本麟一
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大浦武吉志村喬
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昌子堀越陽子
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杉山富太郎内田朝雄
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絹代三島ゆり子
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陽子橘麻紀
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