モスラ(1996)

劇場公開日

解説

長い封印を解かれ現代に甦った悪魔の怪獣と戦うモスラたちの活躍を描いた怪獣パニック映画。監督は本作で監督デビューを果たした米田興弘。脚本を「ACRI」の末谷真澄が担当し、特技監督には「ゴジラVSデストロイア」の川北紘一があたっている。モスラを護る妖精・エリアスにこれが映画デビューとなる小林恵と「ぼくは勉強ができない」の山口沙弥加がふんし、人間側の主人であるふたりの子役の両親には「ふうせん2」の高橋ひとみと「人間交差点・雨」の梨本謙次郎。

1996年製作/106分/日本
原題:Mothra
配給:東宝

ストーリー

北海道・紋別の工事現場で巨大な化石が発見された。現場監督の後藤裕一は、化石についていた紋章を娘・若葉の土産にと持ち帰った。ところが、それは大昔、妖精のエリアスたちが宇宙怪獣デスギドラを閉じこめた封印だったのだ。封印が解かれたことを知ったインファント島のモルとロラは、デスギドラ復活を妨ごうと日本へ向かう。一方、ふたりの姉である魔女・ベルベラもデスギドラを自分の家来にするために、子分のガルガルを従えて日本をめざしていた。若葉が紋章を持っていることを知ったモルたちは、妹・若葉と母・真紀子を守るために勇気と知恵をふりしぼった大樹の協力を得ながらも、一足先に来ていたベルベラとの戦いに敗れてしまう。工事現場に向かったベルベラを追って、フェアリーたちは後藤家の人たちと一緒に北海道へ飛んだ。しかし、時すでに遅くベルベラによってデスギドラは呼び起こされ、復活してしまっていた。デスギドラを倒すには守護神モスラしかいないと考えたモルとロラは、インファント島からモスラを呼び寄せる。しかし、卵を生んだばかりのモスラは凶暴なデスギドラの前に苦戦を強いられた。その時、モルとロラは遠く離れたインファント島で卵が孵るのを感じとっていた。生まれたばかりの幼虫モスラは、親モスラを助けるために海を渡ってこようとしていたのである。日本に到着した幼虫モスラは、親モスラの危機を救うために果敢にもデスギドラに向かっていった。しかし、まだ成長しきっていない幼虫モスラは、デスギドラの敵ではなかった。幼虫モスラをかばった親モスラは命を落としてしまう。幼虫モスラは生まれ変わるために屋久島で繭をつくり、成虫に成長した。デスギドラも成長を遂げ、二匹はより激しい戦いを展開したが、モスラの力を信じるモルとロラ、そして地球の平和を願う後藤家の人々の祈りが通じ、モスラはデスギドラを倒すことに成功する。ベルベラから紋章を奪い返したモルとロラは、再び地底深くにデスギドラを封印するのだった。モスラは戦いによって廃墟となった大地に緑を甦らせると、モルとロラとともにインファント島に帰っていった。

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映画レビュー

3.5企画意図を深く考えて撮ってないよなあという残念な思いが残るのです

あき240さん
2022年7月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

1996年12月公開
ゴジラは前年の12月公開の「ゴジラvsデストロイア」で一旦終了しました
ハリウッドゴジラの公開が予定されていたからです
よってモスラがゴジラがお休みの間、東宝の怪獣映画を背負ってたった訳です

平成ガメラシリーズの第2作は7月の公開ですから、その半年後の事になります
平成ガメラは子供向けにしてはハード過ぎの内容で、大きなお友達向けです
でも本作はモスラのキャラクターもあり、ソフト路線で、どちらかと言うと小学生の女の子をターゲットにしています

美少女戦士セーラームーンは1992年から始まっていて一大ブームとなっていいましたから、これと企画の狙いは関連しているのかも知れません

男女雇用均等法が施行されたのは1986年のこと
その頃生まれた女の子達がセーラームーンや本作を支持したということです

戦うのは男の子だけじゃない、女の子だって!という時代にこの少女達は育った最初の世代だったのです

本編監督は米田興弘
本作が監督デビューです
この人は古くは惑星大戦争、近くは平成ゴジラシリーズのいつくかの助監督とかなされてきています
しかし参加して来た作品一覧をみると、そのキャリアは特撮以外のところに情熱が向いていた人だと思われます
特撮は仕事と割り切った人だと思います
それが言い過ぎなら、怪獣映画なのにオタクの求めるものとは違う方向性を目指そうとする人だと思います
とにかく監督の実績を残して、怪獣映画ではない世界に行きたかった人なのだと思います
怪獣映画を撮りたくて撮っていないのです

何をいいたいかというとハッキリいってつまらない
その一言です

ファンタジーなのか、環境破壊への警告なのか、マスコミ批判なのか
よくわからないのです

少女向けの企画意図だと思うのですが、主人公は少年で不徹底なのです
妹はいるものの結局添え物です
彼女が活躍しないのです
ようは企画意図を深く考えて撮ってないよなあという残念な思いが残るのです

ただ特技監督は川北紘一なので、そこは安定感があります

物語は1961年の「モスラ」のリメイクではなく、リブートです
インファント島らしきものは登場しますが旧作品での設定とは関係ないようです
お約束の小美人は登場します
モスラの歌も新録音で流れます
地球環境の守護神としてモスラは登場します
かって封印した超古代の怪獣デスギドラが環境破壊によって封印が解かれ復活してしまいます
小美人の姉妹はそれを察知して再封印しようとするがという内容です

モスラとデスギドラの戦いは光線が飛び交い大変にきらびやかです
老いたモスラは幼虫の助けを受けるのですが敗れ去ります
海に沈むモスラはやはり悲しいものがあります
親を殺された幼虫は屋久島に向かい樹齢1万年に及ぶ大木の生命力をもらい新生モスラに羽化して最終決戦となります

最終的にデスギドラはまた封印され、戦いによって荒廃した北海道の森林は新生モスラの神秘的な生命力で一瞬で元の豊かな緑の原生林に還ります

という、まあありがちの展開です
その物語展開より一番面白くて映像的にも満足できるのは、小美人の仲間の悪女キャラのベルベラが登場する序盤の家の中のシーンです
デジタル合成が駆使されて楽しいシーンが展開されます
ベルベラの衣装デザインもセンスよく仕上がっており、ミニミニサイズのドラゴンに跨がって飛び回る映像はなかなかのクォリティーがあります

小美人役の小林恵と山口紗弥加よりも、このベルベラ役の羽野晶紀が目立っています
男性陣はテレビレポーター役の萩原流行が目立っていますがあとは空気です
主人公の少年の母親役の高橋ひとみが妙に色気が有りすぎです

それでも結構な興行収入となり、シリーズ化することになります
でも次の第2作の本編監督は別の人に交代する事になります
根岸吉太郎監督の映画の助監督に付くことになったからです
別に根岸監督の弟子でもないのに

そのあと平成モスラ第三作では監督に帰り咲きますが映画はそれが最後になります

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あき240

4.0最高じゃないか

棒人間さん
2020年9月25日
Androidアプリから投稿

興奮

ゴジラシリーズに登場したモスラは見てきたが、他の怪獣に比べて動きが単調だし、重量感が無いので正直そんなに好きではなかった。特に「ゴジラvsモスラ」のモスラは変な光線を撃ちまくるので嫌いだった。
本作のモスラはそのvsと同じテイストな訳で、観る前は期待していなかったし、観たくなかった。ところがいざ観てみるとどうしたことか、モスラ親子の闘いに熱くなっているのである。不利な状況に不安になり、別れに胸が痛み、復活で嬉しくなり、乱射される変な光線も「いよっ!待ってました!」といった具合。不思議なものだ。
日常に絡んだ身近なテーマやロケーション、エリアスを介したモスラ理解など、構成がとても良かったように思う。子供向けだからなのだろうが、とにかく入り込みやすくて良かった。
特撮はかなり見応えあり、序盤の山が動くシーンから引き込まれた。あそこのリアリティ凄い。そこから派手な光線演出に至るまで、実に多彩。川北特撮の凄さを見た。
GYAO!

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棒人間

3.5モスラvsデスギドラ

近大さん
2020年4月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

興奮

幸せ

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近大

3.5ファンタジー色濃い目でも特撮は圧巻!

2018年10月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

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しゅうへい
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