「玉音放送」みんなわが子 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
玉音放送
戦闘機の音で判断させる授業。ビラに動揺しない先生。外敵に攻められたことがない、神風が吹くと力説する。しかしラジオからは玉砕を伝えるアナウンサーの声が聞こえた。
生徒たちが皆いい子だったので、戦争を感じさせないほどでした。面会は抽選制だったり、女子に変な病気が流行ったり、出陣前の特攻隊の1人が自殺したり・・・色んなことが起こった。そのうち、再疎開で山奥に向かう生徒たちと、居残り組。おねしょばかりしていた腎臓の悪い子が死んでしまうのは悲しかったけど、最後の玉音放送と虚しく神輿を担ぐ小学生たちが不思議な取り合わせだった。
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