劇場公開日 1967年11月18日

乱れ雲のレビュー・感想・評価

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2.0微妙

2024年7月8日
Androidアプリから投稿

加山雄三は黙して渋い顔をしていると「誰、この色男」となるけど、喋りだしたらいつものあの感じだ。

「あなたはくだらない世間体や常識にとらわれてるんだ」
『乱れる』で高峰秀子に言うセリフなら分かるけど、この映画で司葉子に対して言うセリフではない。

映画全体のトーンや画は好きだけど、(冒頭から出産まで、船のシーン、タクシーに乗って踏切で待つシーンは良かった)正直、司葉子を見る以上の楽しみはなかった。

武満徹の旅情感漂う音楽が印象的だった。

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抹茶

2.5ムスッ

2023年11月11日
iPhoneアプリから投稿

何か不満気であるが、被害者には罪はない訳で、その顔はなんだと言いたくたるのも当然。男は愛想がなくてもよいと言うことか、悪気なく居直っているようで始末が悪い。高熱出したら母性愛を頂くという流れも受け入れづらい。なぜ彼に傾くのか?好き嫌いは置いても、過去から解放されたければ、あまり近寄りたくないはずだが、ラスト、今更、過去がアンカーになって前に進めないと言われても、さんざん加山の顔からは何も感じないのかな?

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Kj

4.0バハハーイ、ケロヨーン

2021年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 「バハハーイ、ケロヨーン」って、えらい懐かしいなぁ。ちょうどあの少年と同じくらいだ。そんな一家団欒の後、不幸の知らせが訪れる。

 金を送られてくることが亡き夫を思い出すからといって断られる気持ち。加害者、被害者双方が苦しむ姿がとてもリアル。そこから新たな恋心が生まれるというのは男側の一方的なもののような気もするけど、それを演ずる加山雄三が若大将シリーズと全く違った雰囲気でビックリしてしまう。二人が結ばれることによって縛られた十字架は軽くなることがあるのだろうか?などとこうした事故を考えてみても想像がつかない心理状況。

 十和田湖で心中したカップルがいたことで、もしや二人で心中を?とどんどん暗い方向にも考えてしまうが、なにかに取り憑かれたように旅館に駆け込む二人だったが、交通事故現場を見たり、救急車で誰かが運ばれる様子を目撃してしまうと二の足を踏んでしまう・・・

 ラホールへ転勤という話が出てきたけど、それってどこ?と思って調べるとパキスタンだった。天然痘発祥の地らしい。

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kossy

5.0胸が張り裂けそうになりました これこそ大人のラブストーリーです

2019年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣きました
胸が張り裂けそうになりました
これこそ大人のラブストーリーです
音楽がフランス映画ぽいのも涙腺を緩めさせます

司葉子33歳
なんて美しいのか

痺れるような秘めた熱情で相手役を見上げる眼差し
走り出してしまった心はもはや鉄道の踏切も、交通事故を見かけてさえ止まらないのです

けれども残酷にも二人は現実に呼び戻されてしまうのです

十和田湖の輝く湖水を見つめるラストシーンの圧倒的な美しさ、悲しさの余韻に酔いました

森光子、草笛光子、加東大介、中村伸郎などなど
名優たちの素晴らしい演技

そして加山雄三だからこその説得力ある相手役

貴女も幸せになって下さい
そう言って津軽民謡を朗々と歌うシーン
胸が震えました

何もかも素晴らしい傑作です

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あき240

3.5若大将が

2014年10月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

萌える

自動車事故の加害者と被害者の許されぬ愛。そこに至る動きは自然に見せるが、若大将があれなんで。。。青森の風景の美しさは遺作にしても成瀬。「ひき逃げ」も司葉子だったが記憶無し。加東大介、森光子、草笛光子の達者ぶりの印象大。が、司葉子の美しさが一番に残る。

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クーガ