劇場公開日 1964年7月25日

卍(まんじ)(1964)のレビュー・感想・評価

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3.0未来へ

2023年12月3日
iPhoneアプリから投稿

繊細な旋律と共に二人の女性の心を追っていく

しかし、それが裏切りや愛憎に揉まれるにつれて
絆を失ってしまったのが悲しい。
『噂の二人』もそうだった。

「殺して」「死のう」「逃げよう」
こんな言葉が要らない現実へ。
そうなる為のフィクションが必要だ。

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JYARI

3.0不思議な関係

2023年2月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いつ見たのか忘れたけれど、新宿とか池袋の映画館で見た。若尾文子はすごく若いときは京マチ子さんの脇で可愛らしい(「浮草」)。大人になった若尾文子さんはベルベットのようなゆったりした柔らかみのある、聞いていて気持ちがいい声。でもそれだけで、演技そのものは上手いのか下手なのかよくわからない。どんな女優さんと共演するかによる人なのかなと思う。

京マチ子(「浮草」)、岸田今日子(この映画)、それから高峰秀子(「華岡青洲の妻」)との共演の若尾文子はとてもいい。

だからこの映画でも、面白くてじーっと見てしまうのは岸田今日子さんだったかなあ。

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talisman

4.0濃厚なスープの如し

2019年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

1964年・谷崎潤一郎原作・増村保造監督。主演若尾文子&岸田今日子。
冒頭からグイグイ物語が進む進む。このあたり流石の増村演出。若尾文子の裸までわずか15分。うーんスゴイ。

回想型の物語。岸田今日子の語りが超効果的。中盤あたりから想像してた話とは違う方向へ。(同性愛だけの物語ではなかった)
BGMのヴァイオリンと全編に渡る関西弁が特殊なムードで濃厚に突っ走りザクッと終わるそのセンス。今作はフェチではなく、従属的な関係性の愛とでもいう物語でした。

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散歩男

3.0違和感あり

2017年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

●引き込まれていきましたが、何となく違和感があり、
●後味の悪さを感じました。

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Tシャツおじさん