まむしと青大将

劇場公開日:

解説

“まむし”シリーズ第九作目。通称・ゴロ政と不死身の勝のコンビが、イカサマ麻雀師を相手に展開するアクション喜劇映画。脚本は「ザ・カラテ3 電光石火」の高田宏治、監督は「脱獄広島殺人囚」の中島貞夫、撮影も同作の赤塚滋がそれぞれ担当。

1975年製作/91分/日本
配給:東映
劇場公開日:1975年3月8日

ストーリー

日本全国の刑務所を寝城としているまむしのゴロ政が久々にシャバに出て来た。一方、政の弟分・不死身の勝は、大阪で政神会という一家の親分になっていた。政はすぐにでも勝に会いたかったが、手土産の一つも欲しい。そこで土地の暴力団抗争に眼をつけ、抗争相手の組長殺しを引き受けるが、その組長に二百万円で命乞いされる。その金でソープランドに行き刑務所のアカを落した政は、欣一というチンピラにマージャンに誘われ、欣一の兄貴分でイカサマ師の健らと麻雀に興じるが、たちまちトラの子の二百万円を取られてしまった。だが、イカサマを見破った政は、健の持ち金数百万円を無理矢理奪い取った。しかし気のいい政はその金も、麻雀気違いで生活費もスッてしまった電気商の坊本に泣き落されて全額くれてやった。再び無一文になった政は、一億円を貯め込んでいるという風俗嬢・沙織に目をつけた。早速、政は彼女を麻雀に誘うが、健ともども負けてしまう。実は沙織もイカサマ師だったのだ。健と沙織の仲が密接になり、二人は近く大阪で行なわれる全日本麻雀大会に出場することにした。一方、政は欣一を連れて大阪の勝を訪ねた。勝は暴力団と抗争を続けながら縄張りを拡大していたが、政神会は、会長・元村が引きいる大阪東邦連合会に面倒をみてもらっているため勝手な行動はできなかった。数日後、政は健と沙織に会ったが、沙織は株の失敗で一億円を失っていた。健は沙織に惚れている政を利用して政に資金調達を頼む。政は勝と組んで東邦連合会から三千万円を横取りし、政神会は東邦連合会から脱会した。全日本麻雀大会の日、健と沙織は三千万円を持って出場した。その頃、政と健は東邦連合会に捕われ私刑を受けるが、玄竜会々長・藤山を殺せば勝の命を救けると言われた政は、可愛い弟分のために決意した。その藤山は健、沙織の麻雀の相手で、政がその会場に殴り込んだ時、丁度、健、沙織のイカサマが見破れた瞬間だった。政は藤山から一億円を奪い沙織と逃げだし、その金を手渡した。しかしその直後、沙織が連合会に捕われた。政は勝を連れて、東邦連合会に殴り込んだ……。

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