震える舌のレビュー・感想・評価
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子どもの頃
子どもの頃テレビで観てトラウマ的に心に焼き付いていた作品。
ずーっと映画なのか何なのか、どうやったら再度観られるのかわからなかったけど、最近では配信で会える!
よくもまぁ、闘病から完治までっていうシンプルなものを映画にしようと考えたなぁ。
子ども心に、「ホラー以上に怖い」「事実は小説よりも奇なりって、意味は違うけど、こういう衝撃を言うのかな」みたいに思ったのを思い出す。。
この子役さんはいまどうしておられるのかなー。
ある意味忘れられない映画という意味では星5つ!
胸の芯にまで食い込む稀有な作品
個人評価:4.1
ホラーというジャンルにも分類されているが、決してホラー作品ではない。しかしながら、痛みに対する表現が子供に対して描写される為、他ホラー映画で描かれる大人のそれとは違い、余計に辛く目を背けたくなる描写が多数ある。
辛さで涙腺が刺激される作品も稀である。
生死を彷徨う娘とその夫婦をリアルに描くこの作品は、世間に溢れている「余命何日の〜」シリーズなどの生温い作品とは訳が違う。
痛みの表現も含め、夫婦の心理・覚悟などが胸の芯に刺さるかのように伝わってくる。
見る側も覚悟をもって見るべき作品である。
家族の愛情vsおぞましき病魔
平凡な家族の一人娘に異変が。うめき声をあげ、体を弓なりに反らせる娘の体には日本を絶滅させる力を持つ「テタナス」が。
両親の精神をもむしばむ病魔に翻弄された家族の戦いを描く。
娘、熱演すぎます。
みていられなかった(最後まで見たんですが)。
自分の生まれる前の作品はここまでさせていたのかという衝撃と当時の病院の対応が印象的でした。
現在の規制と技術の中でこの作品をリメイクしたらどう描かれるんだろう。
危機感と安堵感を併せ持った音楽たちが秀逸な作品でした。
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