不良番長 送り狼

劇場公開日:

解説

「温泉ポン引女中」の松本功と「極悪坊主 念仏人斬り旅」の山本英明が脚本を共同執筆し、新人の内藤誠が監督した不良番長シリーズ第四作。撮影は「不良番長 練鑑ブルース」の星島一郎が担当。

1969年製作/90分/日本
配給:東映
劇場公開日:1969年7月31日

ストーリー

神坂が率いるカポネ団は新宿を根城とする不良グループ。彼らがデートクラブを始めたことから、赤線廃止以来の伝統を誇る同業者紅バラ会と対立する羽目になった。神坂は紅バラ会会長大森あいの娘桂子を人質に、商売仇をゆすったが効き目はなかった。というのも、桂子がこの一帯を牛耳る関東挺心会会長川島の女だったから。だが、川島はこの二つのクラブを傘下に収めようと算段していた。神坂は、川島の圧力に屈しあっさり廃業。サラリーマン金融業に転じたが、これも挺心会の領分を犯したという理由で、廃業のやむなきにいたった。一方、挺心会の邪魔にねをあげた大森は、学生の暴力とストライキで廃校寸前に追いやれらた城南短大を買収、マンション売春をしようと理事長の江藤と話を進めていた。だが、時を同じくしてこの短大を狙う挺心会は、形勢不利とみて大森を殺害してしまった。そんな時、失職中の神坂に江藤の不正を暴いたのが城南短大経理課の秋山。神坂は大森の息子西条文男と共に、江藤を脅迫、江藤のビルを乗取った。だが、挺心会は、桂子を人質に、ビル譲渡契約書にサインをさせた。神坂らが桂子を取戻したのも束の間、その契約書が偽せと気づいた挺心会は怒り、カポネ団員、それに西条を葬った。生き残った神坂と金丸に残されたものは団員の復讐ただ一つ。やがて、二人は川島を射止め、会心の微笑を交した。

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