不良番長
劇場公開日:1968年10月1日
解説
「帰って来た極道」の松本功と、「極悪坊主」の山本英明が共同でシナリオを執筆し、野田幸男が監督した現代風俗もの。撮影は「怪談 蛇女」の山沢義一。
1968年製作/89分/日本
原題または英題:Wolves of the City
配給:東映
劇場公開日:1968年10月1日
ストーリー
盛り場新宿に、博徒、テキヤ、愚連隊のいずれの組織にも属さない不良グループがあった。リーダーは神坂で、イサム、ロクオン、ランキング、タニー、お豊らがそれに従っていた。彼らには恐喝、婦女暴行は日常茶飯事だった。神坂は表向きはスナツクバーのバーテンだったが、実はママ君代のツバメで、一方では自分が犯した女をホステスとして、昔馴染の梨枝に売り渡してもいたのだ。ある日、タニーはサイケクラブで女子学生龍子を知り、カモにしようとして、仲間のいるマンションに連れ込んだ。しかし、身の危険を感じた龍子は、男たちのグラスに秘かに睡眠薬を入れて、この危機を切り抜けようとした。ところが、後で現われた神坂によって龍子は意のままにされたのだった。龍子の父清之助は、榊一家の親分たが、新興暴力団大江興業に縄張りをとられ、今は残された金看板を細々と守っている男だった。清之助は、神坂を呼び出し、龍子の慰謝料を要求したが、神坂はその金を払うどころか、再び龍子を犯してしまったのだ。この大胆な神坂の行動に清之助はあきれてしまった。そしてその度胸を買って三千万で神坂を抱き込み、ホテル建設にからむ横領をネタに、大江興業をゆすることになった。いまは神坂を愛している龍子も、このグループに加った。神坂はまず、観光会社の社長の情婦から横領の全貌を探り出した。しかし、大江たちも黙ってはいなかったのだ。間もなくロクオンが殺された。神坂は仲間を率いて殴り込みをかけたのだが、タニーもお豊も次々と死んだ。神坂も重傷を負い、龍子の車に助けられたが、その時はもう虫の息だった。
スタッフ・キャスト
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神坂弘梅宮辰夫
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河本五郎南原宏治
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榊龍子夏珠美
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榊清之助石山健二郎
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タニー谷隼人
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イサム保高正信
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ジュンジョー山中
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ランキング克美しげる
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ロクオン小野川公三郎
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和夫小林稔侍
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お豊大原麗子
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大江徳道渡辺文雄
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染谷室田日出男
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牧野土山登士幸
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ヤマ日尾孝司
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ナポレオン佐藤晟也
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谷崎植田灯孝
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ニギリ松左とん平
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君代泉京子
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梨枝沢たまき
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矢代由起子應蘭芳
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桜井永井秀明
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谷川片山滉
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民子桑原幸子
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ナオミ藤江リカ
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礼子中村てるみ
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真弓大月清子
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里子辰巳典子
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オールドミス真木亜沙子
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中年男藤村有弘
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大江興業黒背広A三重街恒二
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大江興業黒背広B山之内修
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大江興業黒背広C渡辺元彦
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社員A木川哲也
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社員B水城一狼
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社員C穂積明
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榊一家若い衆A佐藤汎彦
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榊一家若い衆B小川幸助
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柴田刑事丹波哲郎
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刑事A岡野耕作