秘密のレビュー・感想・評価
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どっち?
最後の展開は途中からなんとなく想像できた。
良いとらえ方をすれば夫を自由にしてあげようとしたため、ともとれるが、悪いとらえ方をすれば、自分がうざい夫から逃げたともいえる。まあ愛していたということからすると前者であることを期待したい。
作戦勝ち
総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 80
演出: 60
ビジュアル: 65
音楽: 65
実は感動の家族愛の話ではない。娘の体に乗り移り一方的に若返ったために、最早夫婦として一緒に一生を過ごすことが出来ないという重要な事実に気づいた妻の話。話を解説していくと・・・
最初はなんとか普通の生活をするように努力した。しかし妻の心を持つと言えども、娘の体を持つ以上夫は男女の営みを出来ない。二人はまだまだ寿命までは長く、過去に夫婦だったからといってこのまま中途半端な関係のまま年をとるのは現実的な選択とはいえない。まして娘に戻った妻はかなり若いので、このさき夫が年をとり死んでいったとき家族もないのに一人きりになってしまう。
過去の自分には戻れないし、かといってこのままでは自分の老後の将来はない。自分の体は娘で夫の妻にはなれないのに、心は妻だから新たに恋愛とかをはじめるのは夫のこともあり難しい。もし男女の営みも含めた家族生活が出来ていたら、妻の選択は違ったものになったかもしれない。道徳的・生物的な問題はおいとして、子供を残し改めて家族を作るという選択肢もありうる。
でも普通の夫婦生活が出来ず将来も不安な以上、熟慮の末に妻は過去の人生を捨てて娘としての自分の新しい人生を歩む決心をした。それはとても現実的な決心であり、それをするための作戦を注意深く考えた。夫をあまり傷つけることなく、なおかつ夫の嫉妬からくる干渉を避け、自分の将来を見据えた人生を歩むための計画を。最後にばれたとしても、結婚してしまえば流石に夫も諦めがつくだろう。
夫を嫌いになったわけではない。だが現実的な選択をしたのだ。そのために膨大な努力をした。多分女の人ならばこれを理解する人もいるのではないか。
妻が娘の体から去ったと言った部分で映画が終わっていても、それはそれで良かっただろう。眠れば人格が乗り変わることが多いという前振りと、思い出の岬のベンチの上での急なうたた寝はちょっと臭いと思った。だがそれでもあそこはなかなかいい場面だったし、正直全体として広末涼子がここまで演技が出来るとは思ってなかった。
だがそれでは話としてはやや平凡とも言える。映画を見ているだけの私ですら、妻の体が娘に乗り移った時点で現実にはこのままの生活を続けることは先がないなということを疑問に思った。現実を生きる妻は問題に直面している。それを解決するにはこうするのが良かったのだと思う。
ラストの真相は一体…
2010/12/26 21:14
とりあえず・・・
とりあえずなんですが、ラストのあの大逆転パターン果たして・・(笑)
あり?
いやいや(笑)
なぞ!!!
もう気にくわないとかいうもんじゃない。
おおよその結末が見えるストーリーなだけにこんな結末にしたのだろうか・・
問題のラスト2パターンの意味にとれましたがどちらにしても気分悪いし気持ち悪い(笑)
中盤での少しの感動を返せ!
キャンドルジュンという言葉がどれほど浮かび笑いだしそうになったか・・
しかし、前半楽しめたので☆ゎ2。
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