ひまわり(2000)

劇場公開日:

解説

海難事故で行方不明になった女性の葬儀に出席したかつての同級生や恋人たちが想い出を回想する中、やがて浮かび上がってくる死者の想いを描く青春ドラマ。監督は行定勲で、劇場公開作としては本作がデビューとなる。16ミリからのブローアップ。

2000年製作/121分/日本
配給:ケイエスエス
劇場公開日:2000年7月29日

ストーリー

同棲中の恋人・由香里との喧嘩の途中、輝明はニュースで小学校時代のクラスメイトだった朋美が海難事故で行方不明になったというニュースを見る。しかもその事故の少し前、輝明の留守に彼女から電話があったらしい。だが、10年以上も音信不通で朋美の顔も憶えていない。戸惑いながらも友人たちと朋美の葬式に出席する為、帰郷する輝明。久しぶりに集まったかつての同級生は、葬儀の最中、遺体が収容されたとの知らせを受けて警察に赴いた遺族が帰ってくるまで、朋美との想い出話に花を咲かせることに。しかし、転校生だった彼女を憶えている者は少なく、悪い噂ばかりが囁かれた。更に、彼女と交際のあったという恋人たちからもあまりいい話は聞こえてこない。そんな中、輝明は次第に孤独だった朋美が大切にしていた想いに気づく。それは、輝明が朋美の初恋の相手であったこと。そして、朋美が転校した日に彼女がくれた向日葵の種を、みんなで金環蝕を見た丘に植えたことを想い出した彼は、そこ一面に群生する向日葵を目の当たりにする。収容された遺体は、朋美ではなかった。翌朝、一晩飲み明かした輝明たちは、砂浜に埋まったボートを掘り起こし、それで朋美を探しに行こうとするが敢えなく転覆。その時、輝明の携帯電話に出て行った恋人から電話が入った。

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スタッフ・キャスト

監督
脚本
佐藤信介
行定勲
原案協力
樽谷春緒
企画
佐谷秀美
石田幸一
製作
原田宗一郎
プロデュース
佐谷秀美
石田幸一
プロデューサー
益子昌一
撮影
福本淳
水中撮影
相馬真彦
山崎宏之
高橋雅也
美術
須坂文昭
音楽
朝本浩文
録音
滝澤修
効果
柴崎憲治
照明
中須岳士
編集
今井剛
スタイリスト
浜井貴子
大山比珠子
ラインプロデューサー
亀田裕子
制作担当
森満康巳
助監督
大日方教史
スクリプター
清水直子
スチール
纐纈辰美
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映画レビュー

5.0後の「セカチュー」「キミスイ」のように現在と過去を題材に描いた作品

2019年4月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

後に「セカチュー」など数々の恋愛映画を手掛けた行定勲監督の長編映画初監督作で、過去と現在を題材に描いたんだと思いました。
主人公(袴田吉彦)の小学校の同級生(麻生久美子)の死から始まり、同級生達(マギー、津田寛治、北村一輝)の思い出話の中で描いた同級生の本当の姿。
果たして、同級生が伝えたかったことは何なのかが、注目すべき所だと思います。

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HIDE Your Eyes

3.0ドッジボールと皆既日食

2018年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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kossy

3.0かぼちゃ

2018年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

釣り船の事故で亡くなった女性(麻生久美子)の葬儀に、かっての同級生や恋人たちが集まる。
みんなの会話から、その女性の立ち位置が次第に明らかになっていく。
ひまわりと日食なのだ。

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いやよセブン