ビー・バップ・ハイスクール(1985)のレビュー・感想・評価
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原作は衝撃的だった
80年代当時において原作は不良系漫画の革新でした。「ボンタン」「長ラン」に「いるいる!こんな奴!!」というヤンキーが次々と出てくる。不良を表現する感覚がリアルだったのです。
それまでの邦画における不良映画もどこか現実とズレていて、だからこそビーバップが映像化されることに期待値は爆上がり。
しかし、初めて鑑賞した日は気分ダダ下がりになりました。
とにかく古臭いし、小泉今日子も三原順子も居ないし(当たり前か)、ヒロシは似てないし。
劇場版「デビルマン」が存在しなくても俺には那須夫妻の良さはわからないんだが、ふり返ってみればビーバップはこの作り方で良かったのかも知れないと思えるようになりました。
気楽に楽しめて、ヒロインも魅力的で、体を張った撮影が伝わってくる。シリーズのどれを観ても、すぐ昭和のあの頃に戻れる。
原作漫画の劇場版として観たら赤点だけど、青春映画として観るなら合格点じゃないかな。
中山美穂さんの主題歌が素晴らしい。 不良高校生の最強コンビが活躍す...
中山美穂はかわいくて
今観ても刺激的
Oledickfoggyの伊藤雄和さんのYouTubeチャンネルでヒゴヴィシャス氏と本作のシリーズを語っていたのに触発されて小学生の頃以来になる久々の鑑賞。
北高の前川新吾の前にヘビ次を演じていた小沢仁志の安定した演技、ギャルっぽい中山美穂、菅原文太を意識したような地井武男、誰よりも演技が下手な仲村トオル、小学生の頃も今でもやはりヒロシ派、清水宏次朗が唯一無二な存在感、ノブオのキャラは菊リンに並び国宝級。
圧巻なのは電車での乱闘場面、CGもなければスタントも使ってない?古き良き時代の名場面的な珍場面、たこ焼き屋でトオルとヒロシの先輩を『ゴッド・スピード・ユー!BLACKEMPEROR』の本間優二が演じているのに注目。
不良同士の抗争や喧嘩を期待し過ぎると拍子抜けしてしまうコミカル要素が中心で、破茶滅茶に繰り広げられる撮影の過酷さだけはリアルに感じ取れる、こんなの今じゃ絶対に撮れないでしょ!?
元祖ヤンキー映画
初鑑賞
リアルタイムの頃は不良が嫌いだった
『ビーバップハイスクール』そのものよりそれらに強く影響を受けた連中が嫌いだった
不良を扱う映画は終戦直後からすでにあっただろうが元祖ヤンキー映画といえば『ビーバップハイスクール』しか思いつかない
『クローズ』の作者も『ろくでなしブルース』の作者も『今日から俺は!!』の作者も強く影響を受けたであろう不良映画の先駆け的存在
ぶっ飛んでいるという点では他のヤンキー映画の上をいく
『セーラー服を脱がさないで』とか吉幾三が歌う『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌はその時代を切り取っている
自分が子供のころ仲村トオルは怖くなかったが清水宏次朗は顔つきがリアルに怖かった
中山美穂がめちゃくちゃかわいい
彼女こそ美少女
しかし当時はショートカットが全く似合わない
小沢仁志の子分に対する鼻血ブーはエグい
クライマックスでの喧嘩で手錠を使ったのは謎
敵対する不良たちが列車から川に飛び込む名シーンは圧巻
エンドロールではなくオープニングロール
なぜ今は前者の方が主流になってしまったのか
前に持ってきたら途中退席をかなり減らせるのに
35年前
色々めちゃくちゃ。 重機乗って小屋壊したりとか。 小屋に入ろうとし...
色々めちゃくちゃ。
重機乗って小屋壊したりとか。
小屋に入ろうとしてる敵がキチンと閉まらなかった戸をキチンと閉めつつ入ろうと演技してるとか。
どう見ても当たってないフニャフニャパンチとキック。
まあこのくらいチープなバイオレンスなら軽くわらいながら観てられる。
不良映画だけどなんかチープすぎて平和。
良い意味ですごく昭和を感じられる。
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