阪妻 阪東妻三郎の生涯

劇場公開日:

解説

無声映画の弁士であり、フィルム蒐集家、興行者としても知られた故・松田春翠が、主宰する無声映画鑑賞会の二十周年記念事業のひとつとして製作した評伝ドキュメンタリー。膨大な松田氏のコレクションの中から、時代劇の大スター・阪東妻三郎の名シーンを随所に挿入しながら、製作に携わった監督や関係者に取材するという構成のもので、八〇年に製作完成しながら一般公開はされず、阪妻没後四十年、松田氏七回忌の九三年ようやく公開の運びとなった。製作・監督及びナレーターは松田春翠、構成及びインタビューは映画評論家の佐藤忠男。阪妻の名場面集であると同時に、大正末期から戦後に至る時代劇映画発達史の一側面を見ることもできる。

1980年製作/91分/日本
配給:マツダ映画社
劇場公開日:1993年10月30日

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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スタッフ・キャスト

監督
構成・インタビュー
佐藤忠男
製作
松田春翠
撮影
高坂広
池雅行
坂本猪一郎
録音
白藤武
編集
江原義夫
ナレーター
松田春翠
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映画レビュー

4.0当時のスーパースター

2023年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

田村兄弟の父、阪東妻三郎の足跡をたどる。
チャンバラで名を馳せるが、トーキーで地声が嫌われ人気を落とした。
日本の映画界の歴史を作った人でもあった。
「雄呂血」、「無法松の一生」、「王将」などの名場面は忘れられない。

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いやよセブン