「悪趣味なので受け付けなかったです。私も“つまらない”常識人だったのかな?でも前田亜季かわえぇ♡\( ̄∀ ̄*)オイオイ」バトル・ロワイアル 野球十兵衛、さんの映画レビュー(感想・評価)
悪趣味なので受け付けなかったです。私も“つまらない”常識人だったのかな?でも前田亜季かわえぇ♡\( ̄∀ ̄*)オイオイ
「おまえら大人ナメてんだろう!」
「ナメんのはいいよ。けどな!これだけは覚えとけ!人生はゲームです。みんなが必死に戦って、生き残る価値のある大人になりましょう!」
初っ端のこの台詞からもわかるように、本作って当時の若い子ら(ゆとり世代)への偏見から来る、恐れや憤りが制作の動機の根底にあるように感じたんですよね。私は。
毎度毎度のWikipedia情報からの引用によると、こうありました。
深作監督が、自身の戦争体験による「国家への不信」「大人への憎しみ」からインスパイアされたというような記述があるんですが、どうもしっくりこないんですよ。身の程をわきまえず辛辣に言うと「ウソつくな」よと。
当てずっぽうの決め打ちはよくないんですが。少なくとも私は、前述の自分の感想のように思いました。
ラスト近くでの元担任・キタノの独白もそれを裏付けていましたし。あの絵は武さんが描かれたのですね。やはりという感じでした。
てか、結局キタノってロリだったの?\( ̄∀ ̄*)オイオイ
あれだけ銃弾喰らっておいて、むくっと起き上がってクッキー食べるのは、ちょっと「ありえねー」と思って白けちゃったです。
キタノの最後の台詞の「人のこと嫌いになるってのはな、それなりの覚悟しろってことだからな」も、深作監督が、今時の若者たちを嫌ってることに対しての自分自身へのアンサーだと思ったの。
えっ、違う?最後まで決め打ちかよ!
本作は一部キャストにちょっと無理があったと思いました。
前田亜季=15歳の時←わかる。かわいいいし♡←ロリかよ!\( ̄∀ ̄*)オイオイ
柴咲コウ=19歳の時←微妙だけれど綺麗だから許す。\( ̄∀ ̄*)オイオイ
栗山千明=16歳の時←わかる。
藤原竜也=18歳の時←かなり微妙、男前だけに許せない!\( ̄∀ ̄*)オイオイ
山本“メロリンキュー”太郎=25歳の時←なんぼなんでもw→後の参議院議員・党代表。塞翁が馬。
(ポリコレ的にどうなん、こんな発言)
もう24年も昔の作品になるのですね。ついこの間のように思えるのに。歳取るの早いはずだわ。
キャスト一覧を見ていて「えっ!」となったのは、宮村優子もご出演だったのですね。ゲームのルール解説のビデオのおねえさん役で。全く気が付きませんでした。
藤原竜也、栗山千秋、柴咲コウの出世作だったそうですね。
本作は海外で、絶大な評価を受けていると知って驚きでした。
かのタランティーノが「ここ数十年で最も影響力のある映画の一つと考えている」「自分の作品だったらと思う唯一の映画だ」と述べていらっしゃったそうですから。
でも、私は個人的には厳しい評価になるかなぁ。
あまりにも悪趣味だったので共感できる部分がなかったんですよ。
「ヒャッハーヽ(^o^)丿」系映画は好きなんですが。それはあくまでも、単純な勧善懲悪物なんですよ。
小難しい理屈を抜きにしても、やはり子供同士で残酷すぎる殺し合いをするという設定が受け付けませんでした。
ラストも取ってつけたようなハッピーエンド(?)に思えました。
私も“つまらない”常識人なのかなぁ。
そして、やはりエンディングテーマソング問題にも触れておきますね。
ミスマッチで不要。。はっきり言って嫌いなんですよ。ヒップホップ系の音楽って。
「人のこと嫌いになるってのはな、それなりの覚悟しろってことだからな」ですよね(笑)
怒られる覚悟で書きました。
おふざけは抜きにして、せっかく劇中曲でモーツアルトやヴェルディやバッハの印象的な曲が使われていたのですから、それを流した方がよかったのに。権利関係で難しいのかな?
最後まで不満だらけのレビューで、高評価付けていらっしゃる皆さま、本当に申し訳ないです。あと何よりも、ヒップホップ系の音楽が好みの方々も。