「殺伐としたご時世の映画でした」バトル・ロワイアル kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
殺伐としたご時世の映画でした
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自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
今まで見たことはなかったですが、有名な映画なので、中学生が殺し合いをするということだけは知っているという状態で見ました。
とても自分勝手な先入観ですが、なんというか、20世紀終わりの日本映画ってこういう雰囲気の映画が多いよな、と思いました。イジメ、学級崩壊、援助交際、家庭崩壊、引きこもりなどなど。
参加者が殺伐と殺しあう映像作品はその後もいくつも作られているからか、多少の既視感はありましたが、特に飽きずに見ることができました。先に示したような鬱々としたネタは背景にありつつも、深堀りしすぎずに、どちらかといえば殺し合いのシーンに重きが置かれているからでしょうか。下手に解決シーンとかあったら興ざめしていたかもしれません。
キタノのシーンはバトルロワイアルが開催される理由になるのでしょうがないところですが、最後の方の教室のシーンは自分は少し冗長に感じました。
それにしても柴咲コウの存在感はすごいですね。
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